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高高度戦闘機と書いて高々度戦闘機と書かない理由はなぜでしょうか?低高度戦闘機の対義語だからでしょうか? 備後ピート |
- アジ歴で高々度を検索すると118件、高々度戦闘機は1件、高高度は12件、高高度戦闘機0ですので、書かないわけでもないようですが。
hush
- 私は単なる表記揺れではないかと思います。
例えば「飛行機機體」も「飛行機々体」もアジ歴掲載資料中で見ることができますが、そこに意図的な書き分けは感じられません。
Shusui
- ノマ記号は同じ文字を繰り返す際に使用します。「同じ」というところがポイントで、「高高度」は「高い高度」という意味ですから、後ろの「高」は「高度」という言葉の一部であり、厳密には前の「高」とは違う字ということになります。したがって、本来的には「高高度」の表記が正しいものと思います。
まよいねこ
- >3
踊り字(ノマ記号)は同じ文字を繰り返す際に使用しますが、意味よりも同じ音のほうがポイントが高いように思います。というのは、たとえば、今獅々(いまじし)という苗字があり、獅子の子を々で代用しているからです。したがいまして、講演会々場、結婚式々場という書き方も存在しています。
なお、踊り字は人名での使用が認められていますが、公式には記号であって、漢字ではなく、現在の中国語にはありません。このため、訪中してこのことを知った佐佐木信綱は、佐々木から改姓していますが、戦前の使用例を見ていると、あまり厳密な決めはないようです。
hush