1907 |
WWIのドイツのアルバトロス戦闘機の水平尾翼は左右一体型ですが、急横転性能が悪くなる、機体傾斜時の修正が難しくなるなどのデメリットは想像できるのですが、機敏さが命の戦闘機でこれといったメリットが感じられない上、他にこれを模倣したドイツ戦闘機も存じません。何か私の気づかないアルバトス戦闘機独自のメリットがあれば、どうか教えてください。 備後ピート |
- 胴体周りで渦を巻くプロペラ後流が水平尾翼に当たる際、左右一体型だと上から気流が当たって起きる下げ方向の応力と下から気流が当たって起きる上げ方向の応力とが釣り合ってバフェッティング等の現象が起きにくくなる・・・とか?
おうる
- 昇降舵が左右別々の角度を取って横転を補助するテイルロンの登場は第二次世界大戦よりずっと後の時代です。F4Uコルセアがフラップとフラップの隙間を埋める機構を持つように、切り欠きの無い昇降舵は小舵角でも効きが良く、切り欠きの有る昇降舵に比べ操舵中の空気抵抗が小さいと思われます。ただし大迎角で垂直尾翼が水平尾翼の影に入るので錐揉み離脱は悪くなる可能性が有ります。逆に背面錐揉みからの離脱は良いかも知れませんが…。当時の機体でもV字尾翼は左右別角度に動く事を付記します。
ガス欠
- おうる様、ガス欠様、回答ありがとうございました。
備後ピート