1942 |
https://youtu.be/YShmfsVCcZ4?si=VLABpJdnuKgk16nQ これはB-17とランカスター爆撃機の比較動画です。 何故ランカスターとB-17の爆弾倉の形状に大きな違いがあるのでしょうか?ランカスターは最初からクッキー、トールボーイ、グランドスラムのような特殊爆弾搭載前提で設計されたのでしょうか? まさのり |
- 逆ですね。ランカスターの爆弾槽に合わせて特殊爆弾が開発されたのです。
アメリカの重爆撃機は高高度からの昼間爆撃を行えるだけの武装と耐久性を持っていましたが、そちらに重量を取られたので、搭載能力は比較的小さかったわけです。
その逆がランカスターで、低空からの夜間爆撃が主任務になったのは、そのせいです。
動画は目に悪いので観てませんが、このような回答でよろしいでしょうか。
hush
- hushさん!良いですよ。お身体大事にして下さい。
まさのり
- B-17の開発にあたり1934年に米陸軍航空隊から出された要求仕様では、爆弾搭載量2000ポンド(907kg)でした。
爆弾搭載量は意外と控えめで航続距離重視だったので、ボーイングは性能追求のため真円断面の胴体と中翼スタイルとしました。
このため爆弾倉は主翼前桁と後桁の間を爆弾が通る構造となっており、前後が短く見えますが、2000ポンド爆弾まで機内搭載可能です。
主翼下面ラックもあり、もっと大きい4000ポンド爆弾が搭載できます(性能低下が激しいため機外搭載はほとんど行われなかった)。
いっぽうランカスターの原型マンチェスターは、1936年に出た要求仕様で魚雷2本搭載が要求されていたため前後に長い爆弾倉となったのです。
超音速
- >3
何か忘れていると思いましたら、航続距離でしたか。
しかし、専門家の解説は分かりやすいですね。
見倣いたいものです。
>2
ありがとうございます。
単なる老眼ですので、気になさらずに。
hush
- 超音速さん、補足ありがとうございます。
まさのり