1961 |
(下のはなんだと思いながら) 大戦中の日本の航空機用エンジンについての質問です。誉エンジンやアツタエンジンの性能が額面割れしていたといった話はよく紹介されておりますが、でしたら火星や金星、特に火星20型や金星60型といった水エタノールを搭載し馬力を大幅に向上させた後期型はそういった問題は多くなかったのでしょうか。火星や金星は初期型は信頼性が高かったという話をよく聞きますが一方で水エタノール装置は不調であったという話も聞いたことがあるのでこれを装備した火星や金星にも何かしらの問題はあったのと思うのですがそちらはあまり聞いたことがないなと思いますって質問させていただきました 豆戦車マン |
- 月刊誌 丸 1961年2月号に掲載の記事「九六戦から零戦・烈風にいたる艦戦設計の秘密」の中で烈風A7M1に搭載の誉が出力低下している証拠固めで書かれた部分を一部抜粋します。(国会図書館の端末で無音カメラアプリで撮った画像より)
「ついでに、その他の発動機装備機(零戦
100式司偵、飛竜)の対応する時期の性能低下を調べたところ、最高速度で4〜10%、上昇力で20〜30%低下していた。発動機別では水メタノール噴射のものが低下がいちじるぢく、中でも誉がもっともはなはだしいことも判明した」
金星は100式司偵、火星の情報はわかりません
今年の「丸2025年2月号」でも近似の記事が載っていますが、この部分は省かれているようです。
ガス欠
- 文字化けしました
「最高速度で4から10%、上昇力で20から30%低下していた。」
です
ガス欠
- ありがとうございます。やはり水エタ装置の不調は他の発動機にもあったのですね。とはいえ文中的にもともとの発動機の不調も大きかった様ですが……
豆戦車マン