64 皆さん ありがとうございます。
平賀譲アーカイブス 早速見ました。
全通甲板+直立煙突付きアイランドのような遥かに合理的な案があったのですね。
航空機の運用法が確立していない、国産がおぼつかない時代と言うことを勘案しても、より実用的な艦形が、なぜ採用されなかったのか、更なる疑問が湧いてきます。
このような艦形で改造されていれば、後の日本空母もまた、違った発展をしていたかもしれませんね。
chosan

  1.  建造当時の艦載機の性能を基に考えるなら「遙かに合理的な案」などではなかったからです。多段式飛行甲板には、後のアングルドデッキのように「発艦地域」と「着艦地域」を分離できるというメリットがあります。

     空母の戦闘時に、艦載機を急速収容すると同時に、艦載機を発進できるとしたら、大きなメリットがあることはご賛同頂けるものと思います。
     複葉機の時代では発進も着艦も「長い飛行甲板」を必要としませんので、多段式のメリットは充分に魅力的だったのだと考えられます。

     レキシントン級で先進的(?)な艦型を採用した米海軍においても、1931年春に出された、18400トン型(後のヨークタウン級)空母では、赤城やフューリアスのような、二段式飛行甲板の設置が要求されています。

     これは、着艦作業の実施中に敵機の襲撃を受けるような事態が発生したさいに、格納庫から戦闘機を急速発進させられるようにすべきという、艦隊側の要求によるものでしたが、これと対立する航空局側の「二段式飛行甲板にすると、上部の発着艦用甲板の長さが制限されて、艦載機の航空作戦に支障が生じる」として、見送られています。
    高村 駿明

  2. 高木 駿明さま

    ありがとうございます。
    結局、後知恵で考えてしまうのだとは理解しつつも、妄想してしまう訳です。
    米軍が航空巡洋艦をなかなか諦められなかったのは知っていましたが、2段甲板に執心していたのは浅学にして不明でした。

    chosan

  3. >2.
    もしもし、宛名が違ってますよ
    駄レス国務長官

  4. 高村 駿明様

    申し訳ありません。
    失礼の段、ご容赦ください。

    駄レス国務長官様

    ご指摘ありがとうございます。

    chosan


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