101 潜水艦について質問します。
WW2時代の潜水艦の潜航深度は、最大でも100m程度だったそうですが
内部の気圧を上げて、外部の水圧と相殺して、少しでも深く潜る。という発想は無かったのでしょうか?
内部を50mの水深に相当する程度の気圧に上げたとすると、深度150mの潜航が可能となり、爆雷攻撃に対応しやすかったように思います。
よろしくお願いします。

AK47

  1. 潜水病または減圧症で検索してみてください。
    タカ二飛曹

  2. 水深50m相当の気圧(5気圧)を潜水艦の中に作ろうとしたら、潜水艦の内容積の5倍の体積の空気が必要になります(ボイルの法則)。
    潜水艦には、タンクの中の海水を排水するための圧搾空気も必要なのに、5気圧にするための多くのボンベを積むのは、あまり実用的ではないと思います。
    キリン

  3. 50mだと酸素で肺やられるかと
    Alphabette

  4.  既に何人かの回答でお分かりと思いますが、地中あるいは海中に構造物を設置する工法で
    ケーソン(潜函)工法というのがあります、ご質問の内容とニュアンスは違いますが加圧する事により地下水、海水の浸入等を軽減する工法です。この場合でも出入り口はエアーロック構造、作業
    員の減圧行程の多大な時間の消費を伴います。つまり現実的な方法ではないという事になります。
     蛇足ですが、逆に内外の圧力差を少なくさせる為にアメリカのアポロ宇宙船の1号以前は
    3分の1気圧の純酸素を供給していましたが、発火事故により大気と同程度の成分比となりました。(若干は気圧は下げていたようですが具体的な数値はわかりません)

    tune

  5. >4

    アポロ1号の火災事故の原因は、船内を1気圧以上の純粋酸素で加圧した状態で地上試験を行ったことです。事故後、地上での純粋酸素の使用禁止等の事故防止策がとられましたが、宇宙を飛行中は従来通り1/3気圧の純粋酸素を使用していたと記憶します。
    れん太

  6. 皆様、貴重なご意見をありがとうございました。
    減圧に時間をかけることは分かっておりましたが、ボンベを背負っての潜水でも、20mくらいなら簡単に潜ることが出来るようなので、潜水艦ならもっと簡単に気圧の上げ下げができるのでは?と思っていました。
    減圧のときも、空気を艦外に放出するのではなく、ポンプを使ってタンクに戻せば、ブロー用の空気にも使えるし・・
    残念ながら、素人の妄想でしたか・
    ありがとうございました

    AK47


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