強襲揚陸艦だからです。
強襲揚陸艦は兵隊、物資輸送用のヘリ多数の運用を第一に考えています。
スキージャンプを付けるとその分、ヘリの発着に使える甲板が狭くなります。
甲板が狭くなれば一度に運用できるヘリの機数が減ってしまいます。
出沼ひさし

早速のご回答ありがとうございます。
なるほど、他のハリヤー母艦は制空権を握る空母としての役目を狙っているから、スキージャンプが必要なんですね。納得できました。
じゅんＰ

そうですね。
スキージャンプの利点と強襲揚陸艦搭載のハリアーの主任務から考えても納得いただけると思います。
出沼ひさし

そもそもがスキージャンプ台の設置目的は滑走距離の短縮にあります。

スキージャンプ台を付けた軽空母とアメリカ海軍の強襲揚陸艦を比較した場合、排水量で倍、飛行甲板で50メートル程度長くとれます。米海兵隊がハリアーを使っている限りにおいては、母艦の大きさ、滑走部分の長さがスキージャンプ台を設置するメリットを上回っていると言えるでしょう。

F-35に更新したときにどうなるかはわかりませんが（なにせ性能自体が不確定ですし）新型の強襲揚陸艦もまた大型化しているので、必ずしも必要とされないかもしれません。
ふみ