144 世界の艦船の自衛隊観艦式の写真を見て疑問に思ったことがあります。
二列縦隊の隊形で180度反転している様子を時間をおいて二枚撮っているのですが、そこに出ている旋回後半の船4隻がすべて前の艦の航跡の内側を通っているのです。
反転するときは前の艦よりも内側を回るものなのでしょうか、それとも航跡は外側に移動していくものなのでしょうか。
あああ

  1. 質問131は参照されましたか?
    駄レス国務長官

  2. 問題の写真は逐次回頭を行っているのですが、前の船の航跡よりも船体幅にして一隻か二隻分くらい内側を通っているようなのです。
    世界の艦船1月号P9の二枚の写真です。
    船はGPSの位置情報を基準に動いていて海流で航跡が流されているとかそういう事情なのか、たまたま同じようにずれてしまったのか、あるいは意図的にそうするものなのかを知りたいのです。
    あああ

  3. 見ましたが、必ずしも前続艦の航跡の内側とも言えないような・・・
    個々の艦の旋回性能の差によるものではないでしょうか
    駄レス国務長官

  4. 観艦式の場合の様に旋回半径が決められている場合には、各個艦ごとそれに合わせた舵角を使用します。 したがって、何もなければ前続艦と同じ航跡をたどります。 そうならない場合は、次の2つの理由のうちの何れかですね。
    1.前続艦との距離を調整するため
     単縦陣の場合、直進時には「赤黒」という回転数の調整で前続艦との距離を正しくもっていきますが、回頭(変針)がある場合には前続艦の航跡の内(距離を縮める)外(距離を離す)を通ることで調整します。 簡単で早い方法であり、これは編隊航行での操艦上の常用手段です。
    2.単に微妙な舵を取る時機の差
     慣れない航海長(当直士官)ですとママあり得ますが、この場合、直ぐに舵角を調整して前続艦の航跡に乗るようにします。 当該写真ではその様な運動が見られませんので、おそらく1.の理由でしょう。

    なお、観艦式のような多数艦での運動の場合、各艦は基準艦との方位・距離を正しく維持することが重要ですので、GPS艦位などは使用しません。
    艦船ファン

  5. そうすると旋回後半の艦が全て内側にいるのは偶然全ての艦が距離を詰めるように運動したということでしょうか。

    >3
    上の写真はたぶん先頭艦から写っていますが手前・後両方の列の二番艦は先頭艦の航跡の内側を通っていますよね。
    下の写真でも手前の列の「あすか」も奥の列の「むらさめ」型と思しき艦も前の艦の航跡の内側ですよね。
    このように旋回の後半にある艦が全て航跡の内側にいるので何か理由があるのかなと思ったのです。
    ただ下の写真の奥の列の「あたご」型とおぼしきイージス艦は前の艦の外側を通りそうな気配ですが。
    あああ

  6. >5.
    上の写真の手前列3隻目は前続艦の航跡外側を通ってますケドね
    駄レス国務長官

  7. >5.
    反転して訓練展示に移りますので、見え易いようにこの時に全体的に各艦の対艦距離を縮めたのかも知れませんし、あるいは各艦毎の事情であったのかも知れません。 何れにしましても、前続艦の航跡の内外になる原因は >4. でご説明したとおりですが、当該写真時の理由がその何れであったのかは、当事者であるそれぞれの艦に聞く以外には判らないことです。
    艦船ファン


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