420 世界の艦船「第2次大戦のフランス軍艦」を読んでいてふと思ったのですが、フランス海軍の「大型駆逐艦」も「艦隊駆逐艦」も後期の艦では魚雷発射管を中央配置と片舷配置の混載となっています。旧来のように全部中央配置にしておけば、片舷射線数を発揮できるのにあえて片舷配置との混載としたのは何か理由があるのでしょうか?
備後ピート

  1.  単純に魚雷の発射できる本数を増やしたかったからではないでしょうか。
     フランスは、第1次世界大戦後、魚雷を450oから550oに増やしており、当然、魚雷の射程が伸びております。このため、命中率の悪化を懸念して発射管の増大に対応したと思います。
     日本海軍の場合は次発装填装置の活用による予備魚雷の使用の方向に進んでいきますが、フランスの場合、即応できる魚雷の本数の増大に向かったのではないかと。
     
    hush


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