431 軍艦の主砲の山型配置について質問します。前甲板に砲塔3つを配置するとして(1)英国ネルソン級のように3砲塔とも前方を向けて配置する場合と、(2)日本の妙高級、高雄級、米国のブルックリン級のように3番目の砲塔が後方を向く場合(英国エジンコート級、米国ニューヨーク級、日本の加賀級の後部主砲も山型ですが、ここではあくまで前甲板を対象として)があるようですが、この2つの方式のメリット、とデメリットについてどうか教えてください。

備後ピート

  1.  前方射角を優先するか、装甲帯の長さを短縮するほうを選ぶかということではないでしょうか。
     
    hush

  2. http://www.warbirds.jp/ansq/2/B2000803.html
    この過去ログをご参照ください
    超音速

  3. おお、まさにそのものずばりの資料ですね。一応過去ログは事前に「主砲・山型・ネルソン」で検索したのですがこの過去ログはヒットしませんでした。キーワードに問題があったようです。ご教授ありがとうございます。
    備後ピート

  4. 12in連装以下ならいざ知らず、16in3連装以上だと砲塔1基(旋回部+固定部)の重量がかさんできますから、ある程度前後に離さないと船体応力的に厳しくなってくるんじゃないでしょうか
    ネルソン級もA・B砲塔を意図的に離してるようですケド
    駄レス国務長官

  5. たしかに砲塔間隔をなるべく均等にして重量配分及び主砲斉射時の反動のバランスをとることは合理的だと思います。特に艦首側の場合は艦首浮力と関係して沈没と(例:巡戦ザイドリッツの生還、戦艦武蔵の沈没)直接絡んできますので、重量物である砲塔の配置には微妙な配慮が必要だったと思います。日本の巡洋艦で利根級、大淀、改装後の最上、摩耶など前後トリムを調整しつつなおかつ美しい艦容(これは多分に主観的ですが)を兼ね備えるにはさぞ苦心があったろうと思います(さすがに航空戦艦伊勢級はちょっと微妙−あくまで主観的です。念のため)。
    備後ピート

  6. いずれにせよ射界だの爆風だの甲板上の事柄だけ見てるのでは片手落ちというコトです
    お題に無い後部では弾火薬庫と機械室の場所の取り合いが絡み、より複雑な様相を示しますので、inboard profileを読み解く習慣を付けましょう

    駄レス国務長官

  7. inbard profileとは私の所有する研究社 新英和中辞典 第四版(1981年27刷)によれば「船体内の」「側面図または縦断面図」となりますがこれは海人社 世界の艦船〜戦艦史、巡洋艦史、駆逐艦史にあるような艦内一般配置図と解してよろしいでしょうか?

    以下は余談。うちで3つとも揃ってるのはイギリスしかないや。ずいぶん見なかったうちに紙が黄色くなってるな。あ、レナウンの側面図と平面図が折り込みで付いている。こういうのがあるからプラモ化されるのかな。まさかレナウンが1/700で手に入るとは、いや長生きはするもんですね。

    備後ピート

  8. >7.
    そのようなラフなモノではなくて大判の洋書の全ページないし2ページにまたがってるような詳細なやつです

    >いや長生きはするもんですね。

    「長生きすれば恥多し」をことわざ辞典で調べてみてください
    駄レス国務長官

  9. 「長生きすれば恥多し」ですか…。「長生の弊、還ってその恥に遭う(吉備真備)」(日本紀略)駄レス国務長官様がおっしゃるとはなかなかに意味深ですね。このところ余談で叱られてばかりなので重々慎むようにいたしましょう。
    備後ピート

  10. ネルソン型の主砲塔3基合計重量って、大和型の主砲2基合計重量より軽いですよね?
    その重量がより長い区間に配分される訳ですから、山型配置はやろうと思えば全然出来ちゃうんじゃないでしょうか?
    しゃるほ


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