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操艦に関して質問です アバウトで申し訳ないですが 巡視船しきしまと護衛艦あたごだと 操艦に関して違いがあるのでしょうか? 教えてください 玄武 |
- >操艦に関して違い
確認ですが、これは
1.艦の運動性能
2.装備機器の構造機構機能
3.操艦者の操艦要領
のいずれの問題についてでしょうか?
艦船ファン
- アバウトで申し訳ない
すべてのお答えでよろしくお願いします
玄武
- 再三申し訳ないです
正確には2番目を中心でお願いします
玄武
- 他にレスが付かないようですので、取り敢えず包括的に。 後の細かいことはそれぞれの識者の方々にお任せします。
1.艦の運動性能
「あたご」「しきしま」に限らず海自・海保の艦船の運動性能は非公開事項ですので、残念ながら具体的なことはここでは申し上げられません。
ただし一般論としては、船型的に旋回径などは「しきしま」の方が小さいと考えられますし、増減速性能などは馬力的にも主機の違いからも「あたご」の方が上であると考えられます。
2.操艦関係の装備機器などについて
「あたご」は海自護衛艦としての標準のものです。 「しきしま」は性格上公表されておりませんが、大型巡視船の標準のものと同じと考えられます。 ただし、それぞれでもっとも異なるのはバウスラスターの有無でしょう。
3.操艦要領
「あたご」も「しきしま」も一般的な艦船とそれほど違いは無いと思います。 (海自艦艇などは基本的に旧海軍のやり方そのままですが。) ただし、先のバウスラスターの有無も含めて、出入港において曳船を常用するかどうかの違いはありますし、操艦号令などもそれぞれ海自及び海保での違いはあります。
また、「あたご」を含む海自艦艇は単艦での航行のみならず、陣形・編隊での航行を常用しますが、「しきしま」など海保船艇は原則単独での航行(タイトな陣形などを組まない)が前提ですので、この辺の細かな操艦については海自の方が慣れているといえるでしょう。 もちろん海保も皆船乗りですから、やればできるはずですが。
艦船ファン
- 細かくお答えくださってありがとうございます
解決されました
玄武