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英戦艦「デューク・オヴ・ヨーク」の第二煙突探照灯台は姉妹艦と比べ独特の形状をしていますが、あの姿になったにはいつからでしょうか? また、あの尖った「出っ張り」部には何が設置されていたのでしょうか? よろしくお願いいたします。 Ranchan |
- Alan Raven の Ensign シリーズ、KGV級戦艦によれば、
Note the extension to the emergency control position on the fore part of the after funnel. Only the D o Y had this extension and this is a good recognition point.
とあります。
1942の写真には見られませんが、1946-12月とされる写真には存在します。いずれ、航空艤装撤去後でしょう。
アンソンやハウにも、後煙突の前側に艦橋のような遮風窓の構造がありますので、同じ用途かも。
志郎
- >あの姿になったにはいつからでしょうか?
1945年です
>あの尖った「出っ張り」部には何が設置されていたのでしょうか?
"SL & emargency conning platform"すなわち「探照灯兼応急司令台」とのコトです
以上Burt著"British Battleships 1919-1945"に拠る
駄レス国務長官
- 屋上屋を重ねますと、http://www.naval-history.net/xGM-Chrono-01BB-Duke%20of%20York.htmに、デューク・オヴ・ヨークは1944年9月19日にリヴァプールに入港しキャメル・レアード社グラッドストーン船渠で太平洋艦隊編入を見越した改修に着手し3月に完了したとあり、この中にThe platform on the after funnel was extended forward, this distinguish her from the other ships of the classという記載があり、御質問の件はこの時のものと思われます。
hush
- 皆様ご回答有難うございます。
独戦艦「シャルンホルスト」を撃沈した時は新造時のままだったのですね。
独特の形状の構造物なのに、そこがどうなっているのか何も聞いたことがありませんでしたので、ずっと気になっておりました。有難うございます。
Ranchan