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艦船が併走する際の距離についての質問です。 現代では艦船が洋上で補給を受けたり物資を受け渡したりする際、艦船が併走してロープ(ワイヤ?)を渡して行っています。 この時、あまり両者の間隔が狭いと、両者の間の水流が速くなって吸引力が発生し、最悪の場合両者が衝突してしまいます。 艦船が安全に併走できる最短距離は、おそらく船体の大きさや速度によって変わると思うのですが、簡単な計算方法とかはありますか?それとも、経験に基づく安全距離のようなものがあるのですか? ついでと言っては何ですが・・・海自がインド洋でやったように、外国海軍の艦船が洋上補給を行う際、どのような手順で補給を行うのですか? 例えば、両者の併走する際の速度や距離をどのように決めて、どちらが管制する・・・というような・・・ おうる |
- 1.安全に併走できる最短距離
略算式などは見たことがありません。 というより、気象海象や併走の状況はもちろん両艦の船体形状など様々な要素が関係してきますので、一概には決められないと言えるでしょう。
安全距離としては、一般的に海自護衛艦・補給艦程度の場合は近接限度を20mとされています。 現場ではこれを目安に操艦していますが、これ以内に近づいたとしても必ずしも吸引作用が生じるとは限りませんし、また逆に洋上補給などでこのような距離に近づく必要があるような要領・方法はまずありません。
2.洋上補給の手順など
海自ですと実施要領については「洋上補給作業教範」で、操艦法については「操艦教範」で定められています。 共に秘文書などではありませんので、興味がおありでしたら情報公開により開示請求をされてみてはいかがでしょうか。 米海軍のものでしたらネット上にもありますので探してみて下さい。
艦船ファン
- 回答ありがとうございます。探してみます。
おうる