680 旧帝国海軍の空母は格納庫内で搭載機の重整備が出来ず、数度の出撃で飛行甲板上での整備が必要となるため、一時的に搭載機の運用が出来なくなると聞きました。これが真珠湾での再攻撃が出来なかった要因なのだそうですが、これらは事実でしょうか。また、米空母はどうだったのでしょうか。
つかだ

  1. 日本空母の搭載機整備能力については分かりませんが、実は真珠湾攻撃では当初の二波攻撃終了後に、第二航空戦隊司令官の山口多聞少将(この時は空母蒼龍に乗艦)が「第二撃準備完了」との信号を出して、それとなく第一航空艦隊司令部へ督促した事、また搭乗員や航空参謀から再攻撃の意見が出され、意見具申をするよう強く要望されたものの、山口少将は「南雲さんはやらないよ」と洩らして、意見具申を行なわなかったと言う証言があります。
    従って、仮に日本空母の搭載機整備能力に限界があったとしても、真珠湾での再攻撃ができなかった要因にはならないのでは、と考えます。
    瀬戸の住人

  2. 発動機や主翼の換装までできるようになっています。格納庫内には発動機試運転用のスペースも設けられているのが普通です。
    数度の出撃を経ると機体の整備よりも搭載する燃料弾薬が尽きてしまいます。
    BUN

  3. 便乗質問です。

    1)
    格納庫内で整備する場合と飛行甲板上で整備する場合の、メリットデメリットはそれぞれどんなものがあるのでしょうか?
    私の想像力の限りでは、機材がそろっており倉庫も近い、格納庫内での作業の方がメリットが多いように思えるのです。
    船の動揺も飛行甲板(=最上甲板)よりも格納庫(=上甲板?中甲板?)の方が少ないでしょうし、整備はまだしやすいはずです。
    あえて格納庫内の飛行機を、飛行甲板上に上げて整備作業をする必要性が考えられないのですが・・・
    (もちろん、露天繋止機については逆にわざわざ格納庫内に移動させることはしないでしょうが)

    2)
    その露天繋止機ですが、整備や兵器搭載時にはどこから機材や装備を持ってきていたのでしょうか?
    エレベータに乗せて飛行甲板に上げていたのでしょうか?それとも、艦橋下部に倉庫があったとかでしょうか?
    Jack

  4. 真珠湾への出撃回数考えたら事実でないと思うのは私だけでしょうか
    携帯電話

  5. 南太平洋海戦では、隼鷹が再出撃機を含む3次攻撃隊まで発進させています。
    また、ミッドウェーでも、直援の零戦は、交代で着艦し短時間で銃弾を補充し、再出撃しています。
    真珠湾攻撃で、第2航戦の山口少将は再準備完了の報告を行なっています。
    再攻撃がなされなかったのは、整備、運用とは関係ないと思います。

    mm058114


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