842  日本帝国海軍艦艇の凌波性について質問です。

 第四艦隊事件を受けて艦艇に求められる凌波性や船体強度(想定する波浪)が強化されていますが、魚雷艇等の小型の舟艇については第四艦隊事件以降どの程度の凌波性(あるいは対応すべき波浪の規模)が求められるようになったのか教えてください。
おうる

  1. 自己レスですが呼び水で・・・多分、元々小さい舟艇は極端に荒れた海では行動できないので、安全基準とかは変更なかったのかなとは思いはしたのですが、自分ではそういうのを確認できなかったので質問させていただきました。
    おうる

  2.  魚雷艇の国産が始まったのは1940年、量産は翌年からですので、1935年の第4艦隊事件以降のことです。もちろん、大正時代に魚雷艇を輸入したことは存じているのですが、実験段階に留まっているようですので。
     なお、第1号級駆潜艇、第13号級掃海艇については復原性能に問題があり、性能改善工事を実施しています。これらが、御質問の小型舟艇の範疇に入るかどうかは存じませんが、凌波性や船体強度の基準は変更されたと考えられるべきでしょう。
     
    hush


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