897 自沈処分に限って質問です。どれも軍事上必要な有益性があったのでしょうか。開戦直後ならまだしも、軍事秘密などがあまり重要でなくなった場合など、わざわざ自沈する必要あるのでしょうか。旧日本海軍に限っていえば、現代から見て客観的に、どれも本当に自沈する必要があったのでしょうか。
キャンサードリーム

  1. 自沈の可否の判断基準は、その艦の置かれた状況や場所、相手勢力の強さなどにより違ってきます。

    例を挙げれば、南太平洋海戦で大破・放棄された「ホーネット」(CV-8)でも、日本海軍が衰え、追撃を心配せずともよい昭和20年頃であれば生還できたでしょうし、「フランクリン」(CV-13)も、昭和17年頃では自沈処分された可能性はあると思います。

    自沈処分に疑問を感じられる艦の具体的な艦名などを挙げられた方が宜しいかと思います。

    また自沈処分自体は、乗員や他の艦を救助するために足手まといとなる損傷艦を撃沈処分するものですので、自沈処分自体は有益なものです。
    Ranchan

  2. ・・・旧日本海軍に限っていえば・・・以下は、自沈させないで拿捕されてもたいしたことないのでは?というお尋ねかと思います。

    私の主観では、日本軍の艦船が拿捕された場合、シチュエーションはいろいろでしょうが、やはり悪影響はあると思います。

    その理由としては、
    1.戦闘後に艦を放棄せざるを得ない場合に、機密書類等の処分が完全にできるとは限らないこと(文書回収の実例あり)。
    2.当然ながら搭載兵器や艦内システムを丸々知られてしまえば良くないでしょう。米軍がそれまで推定として用いていた情報が確定情報になってしまいます。
    3.万一主力艦が拿捕された場合、戦力になるかはともかく、宣伝に利用されるでしょう。(例えば霧島がサルベージされて、その後の上陸戦に現れたりしたらどうですかね)

    など思い浮かびます。
    とおり

  3. 鹵獲して使用される事も有るのでは無いでしょうか。日本はやりましたよね。
    又、技術面でも米国からして見るべき所がまるで無い訳でも無いでしょう。
    暇人

  4. 護衛艦一般公開時の見学者の問い

    なんで双眼鏡(護衛艦ウィング設置の対物レンズ20CMくらいのもの)に
    まで破壊責任者の名前が書いてあるんでしょうか。

    護衛艦剰員の答え

    だって敵がぶんどって展示したらものすごく悔しいではないですか。

    確かにかなりこまごました装備品にまで破壊責任者の名前と階級が
    書いてありました。

    以上ご参考までに。
    SAW


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