15 こんにちは。

2007年8月に学研から発売された「日本の戦車パーフェクトガイド」中の記事「空冷式ディーゼルエンジン(文:福島巌)」の記載内容について質問させていただきます。

「車両用ディーゼルエンジンの研究は、日本では1920年代初頭には始まっていた。そして1920年代後半には、エンジン単体の負荷のない状態で4000rpmまでの実験用エンジンが作られている。」との記載がありますが、実際に4000rpmまで回転するエンジンが作られていたのでしょうか。いろいろ調べてみたのですが、調べ方が悪いのか、出典が見つかりません。

ご教授よろしくお願いいたします。

MK

  1.  日本におけるディーゼルエンジンの研究は、ドイツよりエンジンを輸入し、1917年に開始されたと言う記録があります。
     1920年代と言うと、まだ研究段階で、実用エンジンではない、と思いますが、研究用エンジン、それも無負荷で回すとなれば多少のムリは効きますので、4000rpm回っても別段驚くような事はないのではないか、と思います。
     (実用エンジンでも無負荷で回せば定格最高回転数以上回せます)
     ちなみに、当時の日本の高速ディーゼルと言うと97式軽装甲車に搭載された池貝鉄工製のものですが、これは直列4気筒の6.3リットル、65ps/2300rpmと言うスペックでした。
    はら


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