27 T−34/85の無線機について質問させていただきます。

 ソ連戦車のペリスコープや無線機はドイツ戦車に比べて質が悪いというイメージを私はもっています。T-34/85の無線機は従来の前方機銃手の位置から車長の傍らに移されたようでが、使い勝手は良かったのでしょうか?というのは、ドイツ戦車の場合はティーガーIIでも前方機銃手が無線機を操作していたのに、ソ連戦車は指揮で忙しい車長が片手間?に操作できるものだったのでしょうか?また、T-34/85の無線機は通常のドイツ戦車のそれに比べて高出力だったようでが性能的にはドイツ戦車や米英戦車に比べてどの程度だったのでしょうか?

以上宜しくお願い致します。
ベンガルトラ

  1. http://www.wlhoward.com/museum/id613.htm
     第二次大戦中のソ連軍の戦車無線機のページですが「Picture 13」の冒頭に、戦車長が扱うほうが戦術的に良かった。と書かれています。
     ドイツ戦車標準のFu5無線機だと平均最大通信距離は音声で6.4km・トンツーで9.6km(シュピールベルガー『パンター戦車』)ですが、9-Rだと音声で最大24km届くそうです(戦術的に意味があるのかどうかは分かりません)。
    http://www.geocities.com/Pentagon/Quarters/4635/library/russian_tanks/evaluation_of_russians_tanks_at_aberdeen.htm
     アメリカに送られ調べられたT-34-76とKVの報告書ですが「General comments」に、無線機についての評価もあります。
    バツ

  2. バツさん、資料を紹介して頂いてありがとうございます。これで、ぐっすりと眠れます。
    ベンガルトラ


Back