21 お世話になります。太平洋戦争末期の砲弾についてお伺いします。

先日、元海軍陸戦隊士官の方から、
「フィリピン戦の際、上陸するアメリカ軍への攻撃用に「1式砲弾」を使用する予定であり、その使用方法などについて海軍省で講習を受けた」と聞いたのですが、この「1式砲弾」とは対戦車砲弾のようなものなのでしょうか?それとも、海軍艦艇で使用されている艦船用の砲弾のようなものでしょうか?

(結局、台湾からの輸送ルートが絶たれてしまっており、その方はフィリピンには行けず台湾で終戦になったようですが)

どうかご教示をお願いいたします。
tora

  1. 「一式砲弾 南方」でそのままグーグル検索すると全く同じ話があり、
    『八糎一式徹甲弾(四十口径十一年式八糎砲や四十口径三年式八糎高角砲用)』
    ではないか、との推測がヒットします。

    回答がついてませんのであくまで参考程度に。
    シートン

  2. 質問者のtoraです。シートン様、回答の御礼が遅れてすみませんでした。
    検索してみましたところ、特に特殊兵器というわけではなく、これまでの兵器の流用といった感じなのですね。ご回答、どうもありがとうございます。

    質問の証言のもとになった元士官の方は、これまで戦時中の話をまったくしてくださらなかった人なのですが、最近になって思うところがあったのか、会う度にご自分からぽつぽつと体験談を話してくださるようになり、その中で「一式砲弾」と、「その使用教育のためにわざわざ東京まで出向いたこと」の証言が出ました。
    その方は、講習後、海軍の大型飛行艇で台湾まで出向いた後、便がなく終戦まで現地にとどまらざるを得なかったそうですが、「天王山たるフィリピン決戦に、せっかくの兵器と共に参加できなかったこと」が大変悔しかったらしく、さらに、硫黄島等、戦地に向かった知り合いの同期士官のほぼ全てが還ってこなかったことから、「自分だけが(戦いもせずに)生き残った」というつらい思いを最近までずっともたれていたようです。
    また、その方にお会いしたときに、一式砲弾の詳細について、シートン様の情報を参考に伺ってみたいと思います。

    どうもありがとうございました。
    tora


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