105 お世話になってます。

映画での記憶しているレベルなんですが、第2次大戦のソ連の狙撃兵などは銃身に布を巻いているのを見たのですが、あれはどんな効果があるものでしょうか?
排熱できずにヒビ入るのかと思うんですがどうなんでしょう?
掠船08号

  1. 映画スターリングラードあたりでしょうか。
    狙撃をする場合は自分を隠す事も大切です。銃身みたくまっすぐな物は目立つのでシルエットをはっきりさせないためのものではないでしょうか?

    もしくは銃身の凍結防止でしょうか。

    saiga

  2. 冬季であれば凍結防止が主な目的と思います、ただ銃身(のみ?)に布を巻くというのは
    ちょっと気になります。とうぜん凍結の影響は可動部分になりますから銃身だけなら
    別の目的があるのでしょう。(狙撃銃なら大切な銃身を保護するためとか)
    tune

  3. >saiga様
    迷彩ですか。市街(灰色)戦で茶色っぽい銃だったのでなんとも…。

    >tune様
    銃身だけかどうかは分かりません(汗
    掠船08号

  4. ただの布切れ一枚巻いただけで、単発ボルトアクションのライフルの廃熱ができなくなり金属にヒビが入ったり、凍結が防止できるわけがありませんw
    っていうか銃が凍結するって言うのはどういう状態なんでしょうか。

    冬戦争時のフィンランド軍の兵士は自身が暖かい掩蓋に入る際、また外に出た時に気温差による結露→機関部の凍結→作動不良を防止するため、銃は外のガンラックに立てかけておいたってな工夫なら聞いたことがありますが。布キレでそれが変わることはないでしょうねぇ

    あれはバーラップロールといって、適当な不明瞭な色の布を巻くことによって、自然界には存在しない“長い棒状”の目立つ物体である銃の輪郭をぼやかして少しでも見にくくするためのものです。当然ながらコウカンとか凍結(?)すると困るであろう部分にまくと使えなくなるのでまきません。

    市街といってもスターリングラードの場合砲爆撃でコンクリと土砂が入り混じったすさまじい状態なので特にコレという色があったわけでもなかったです。

    そして迷彩というのは別に5mとかの距離で隠れるのではなく50mとか100m以上の距離から見えないようにするので、色そのものよりも明暗のほうが大事だったりします。

    別にソ連に限ったことではなく狙撃兵はよくやる偽装テクニックの一つです。
    紅葉饅頭

  5. 以下の2点が考えられます。

    ・銃本体や銃身のカモフラージュ。
    ・銃身加熱による陽炎発生の防止。 激寒の朝など、自分の吐いた息でさえ白く目立ちます。

    但し銃身に そんな布を巻いたら狙撃自体には良い事ないですね。
    銃身振動に悪影響が出ます。 よって弾着点が変わります。ばらつきます。

    軌跡の発動機?誉

  6. >>All
    回答ありがとうございます。
    参考になりました。
    掠船08号

  7. 真冬のスターリングラードでの話ですよね?

    想像ですが
    よく冷えた銃身(金属)に触れないように(特に素手とか肌とかで)するため。もしくは、触れても害が無いように銃身を冷やさないため、
    なんてことは考えられませんか?
    たしか、冷えすぎた金属に素手で触ると引っ付くとかつかないとか。
    東北以北にすんだことも無いのでどのあたりの寒さから危ないのかは、わかりませんが。
    たぶん、陸自で北海道にいたことがある人とかなら、すぐにわかることなのでしょうが・・・
    元法学部生

  8. オヂさんなら昔の冷蔵庫の製氷スペースの金属板といえば金属がひっつくことがイメージできるかとw
    Alphabette

  9. >4 ただの布切れ一枚巻いただけで、単発ボルトアクションのライフルの廃熱ができなくなり金属にヒビが入ったり、凍結が防止できるわけがありませんw
    っていうか銃が凍結するって言うのはどういう状態なんでしょうか。

    寒冷地の経験が無い方には想像ができないでしょうが、むき出しの金属部とたとえ薄い布切れ一枚
    でも被さっているのとでは放射冷却の度合いがまったく違います。むき出しの金属は際限なく
    冷えて行くという感じになります、また凍結というのは文字通り可動部が凍り付きことです、わずかな氷、雪が圧力等で溶けたのが再凍結することです、スキー、スケートが滑るのは滑走面で
    圧力によって溶けた水分が潤滑するためでマイナス20℃位になると滑りにくなります。
    tune

  10. >追補の皆様
    なるほど。
    銃器の迷彩と、金属部分の冷却による手の負傷防止に効果があるみたいですね。
    若輩なりに参考となりました。
    ホントありがとうございました!
    掠船08号

  11. >10.勘違いしない様に。
    露軍主力小銃である モシン・ナガンM1891/30をはじめ トカレフ、シモノフ両自動小銃 等
    狙撃用途を考慮した火器には初めから銃身上部に木被(アッパーハンドガード)が備わっています。
    よって、銃身金属部の負傷防止の為に更に布を巻く必要はありません。
    又、露軍の他の小火器 短機関銃、軽・重機関銃 等は 銃身・金属部の露出している物は多いですが、
    布を巻いている事は見掛ません。

    その様な恐れがある野外環境であれば その人間は常に冬季用厚手のクーローブをしている筈です。

    〜?誉


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