200  私は自衛隊の戦車、戦闘機など小改良マイナーチェンジしないという認識
なんですが、よくないだめだというのはよく聞くんですが肯定的な意見理由はあるんでしょうか?(私自身はして欲しい考えです)
翔鶴

  1.  自衛隊の戦車や戦闘機の場合、大掛かりなものは限られますが、小改良は散々行ってます。例えば74式戦車はAからG型までのモデルがありました。
     外見や装備が大きく変化して素人が傍から見てもわかるような違いのあるものが少なく、またサブタイプ等が違ってもいちいち大掛かりな宣伝をしていないので、一般にはわかり辛いだけのことです。
    SUDO

  2. 海空自は積極的に行っています。陸自は大臣承認を取るのが大変、財務省に対する不毛の禅問答が大変などの消極的理由で放置されています。74式戦車のAからG型は塗装のバリエーション等を指し、レオパルド2A1からA6といったアップデートとは雲泥の差です。要は防衛省のやる気のなさと財務省の非現実的な予算制度のたまものです。第一線部隊の自衛官は泣き、国民は知らされていないのが現状です。
    半軍人

  3.  回答ありがとうございました。暗い気持ちになりますが、空自に比べて一応国産でモデルチェンジしている面もあるので良しとしないといけないんでしょうか?。(零戦等作った国として現況空自は寂しい面ありますよね。周りからみたら贅沢かもしれないですが)
    翔鶴

  4.  半ば片付いた話題ですが・・・

     74式戦車のA〜Gは、確かに一部迷彩塗装を行うというのみの部分もありますが、ものによっては射撃統制ソフトのアップグレード(使用弾種の変更による)、砲身へのサーマルジャケットの装着なども含むものもあります。

     一見目立つサブタイプの派生以外でも、エンジンのマイナーチェンジ、内装のちょっとした変化、運用ソフトの書き換え、装甲材質の変更などは相当頻繁に行われます。12.7mm重機関銃がいつのまにかすべてQCB仕様になってしまったように。(定期整備にあわせて改修することも)

     これが表に出てこないのは、あくまで「(部品の)交換」という扱いで実施されていたりするからでしょう。
     サブタイプの派生も、部隊使用承認という書面で降りてきたりはしますが、これは「制式」と比べてはるかにゆるいもので、同時に注目度も低いものです。

     小改良は積極的に行われています。ただ、外観に大きな変化が生じるほどの改良は部隊使用承認の取り直し程度ですまないのでなるべく避けている、というのが事実でしょう。

    >第一線部隊の自衛官は泣き、国民は知らされていないのが現状です。
     本当にその装備を使っている第一線の自衛官なら「あ、変わった、ちょっとよくなった」と気づきます。
     だから、部隊使用承認を取り直した場合は調べればわかります。国民は知らされていないのではなく、自衛隊と国民の間を中継するナニモノかが、それに興味がないだけです。
    居眠り将軍


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