これは、昭和3年6月23日官房機密第790号通牒「兵器名称付与に関する件」以前に、すでに三式艦戦の名で中島との製造契約が結ばれていたことによります。
「三式艦上戦闘機」とは、のちの「零式艦上戦闘機」のような、兵器採用後の命名ではないのです。
片

一方で八八式徹甲弾は、昭和3年の兵器採用時にはまだその名ではなく、昭和6年になってからあらためて八八式と命名されています。
片

＞片様
回答ありがとうございます。
三式艦戦の頃は航空機の名称が確定するまでの手順から違っていて、命名法変更の前後で行き違いが生じたということですか。
そして一旦決まった名称を変更する必要も特に無くそのままにされたと。
expery