433 彩雲の増槽について質問します。
この前「紫電改 最後の闘い」を見ました。
その中で艦上偵察機彩雲が増槽を付けて飛び立つシーンがありました。
そこで質問ですが実際あんな戦争末期でも彩雲は、増槽をつけて飛び立つことはあったんでしょうか?
後増槽を付けたとしてその増槽の材質は、なんだったんでしょうか?
shadow

  1.  水偵から彩雲に乗り換え、七六二空偵一一に所属して沖縄戦に参加された安永氏の著作に、鹿屋から沖縄へ偵察に向かう途中、増槽を落とそうとしても故障で落ちず苦労をする話がありますので、長距離偵察では普通に使っていたと思われます(いつもは増槽を落とすとスッと速度が上がるから落ちたことがすぐに分かる、という増槽を常用していたと解釈できる記述があります)。
     この頃の増槽は統一型増槽ですから、木製か竹製の様です(世傑No.108に図面が掲載されています)。
    T216

  2. 昭和20年頃の司偵や彩雲は増槽を止めるどころか六型、七型へとどんどん大型化しています。
    それ以外に長距離偵察手段が無いため重点的に改造されています。

    また昭和19年度以降の統一 四型(400リットル)以上の大型増槽は全て木製です。
    竹製は三型までの一部のみです。
    BUN

  3. ありがとうございます。
    shadow

  4. ごめんなさい四型の一部には竹製がありました。
    BUN


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