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自衛隊は豊和工業のM1500採用されていますか 採用されてないのでは何か問題ありますか もう一つ失礼ながら 64式小銃をSR−25やm14DMRの様に 改良されないのですか 改良されればもっと使えそうですが kika |
- M1500は自衛隊では採用されていません。
陸上自衛隊ではレミントンM24系の狙撃銃を採用してます。
M1500に大きな問題はないと思いますが、採用するにあたりアメリカ軍が採用しているM24の方がいろんな面で取得が容易だったと思われます。
64式を改良する計画は無いですね。
改良するには予算が必要ですが自衛隊にそんな予算はありませんし、現在も現役でこれからもそのまま使い続けますから。
SC
- しつもんに答えてくださりありがとうございます
M1500自体には問題は無いけど
整備面や補給関係ですね
分かりました
64式は改良されないのですね
予算関係は日本すべての共通ですね
kika
- 最初の質問への回答。
HOWA M1500は民間用ハンティングライフルとして必要十分な性能を持ちますが、
戦場フィールドで乱雑に使用される軍用スナイパーライフルとして運用可能であるかは何の保証もありません。
軍用スナイパーライフルの要求思事項として
・銃(銃身、機関部、ストック)の耐久性が求められます。
・落下や打撃、振動に対し、狙撃銃の繊細な引き具合のトリガーが暴発しないこと。
・砂塵、マッド・ダスト及び低温・高温 等の厳しい環境での使用に耐える事。
・銃の表面仕上げも光に反射して目立たない事。必要に応じてカモフラ。
・スコープも耐久性、耐衝撃性が必要です。対物レンズには反射防止コーティングも必要。
狙撃専用弾使用ですので弾道カム付専用スコープが望ましい。
・銃の手入れも、民間・公安用は射撃直後常に適切な手入れがされベストな状態でおかれますが、
戦場フィールドで使用し続ける軍用スナイパーライフルは撃ちっぱなし そこそこの状態でも
高命中精度を出さなければなりません。
・強靭な銃ケース 或いは銃袋も必要です。
何年も前の事、極東某国の陸戦軍が本格的狙撃銃の装備検討を始めた時、
某H社も軍用要求事項に基づく狙撃銃試作を何丁か提出しましたが、1丁200万円近い価格がネックであった
と聞き及んでおります。
総合的判定より米軍御用達 M24が採用となりましたが、そのM24の要求スペックを抜きだします。
耐久性・・・銃身5000発。機関部、ストック 10000発の射撃しても
100ydでグルーピング 約30mm以内の要求。
環境温度・・・ 高温145F(約50℃)〜低温63F(約-45℃)の使用環境。
銃ケース・・・2.5tトラックの轢きに堪える強度。 又 NBC環境対応の事。
M24 はこれら要求をクリアしています。
2番目の質問への回答
ストック内撃鉄(直進式撃鉄)の64式は、その構造によりロックタイムが長く 且つ 変なトリガー引き具合であり
多少の改造をしたところでまともな狙撃銃にはなりません。
一般軍用小銃を狙撃用に多少改造(私はインスタント狙撃銃と名付けています)しても、
真の狙撃銃にはなりえません。根本から設計開発した銃にはかないません。
米軍のM14小銃から発展したM21スナイパーセミオートライフルも2000発撃つと機関部とストック取付け部、
所謂ベディングがガタガタとなり狙撃銃としての精度は出なくなるという苦言もあります。(一般小銃としては合格内)
故に、手動ボルトアクションの狙撃専用銃 M24が開発・使用されている訳です。
インスタント狙撃銃では限界があるのです。
(セミオート狙撃銃を否定する意味ではありません。手動式かオートかは適材適所です。)
以上 長文失礼しました。
軌跡の発動機?誉
- 失礼ではありません
ありがたいです
専門の狙撃銃はそれぐらい
高性能じゃないとヒットキルが出来ないのですね
セミオート系の狙撃銃の方もそれなりに弱点も在るんですね
M24は失礼ながら凄い銃と分かりました
kika