465 ふと思ったんですが、ライフルにフルオート機能って本当に必要なんでしょうか?
15mの距離でMP5を指切りバーストで撃った結果を見たのですが、右上のほうに着弾がかなりずれていました。
9ミリパラベラムでこの結果なら、ライフル弾だとかなりずれが大きくなってしまうような気がするのです。
結局、初弾しか命中弾がないとか悲しい結果に終わるような…。
ゆうた

  1. 「89式小銃 連射」で過去ログを検索したら、89式小銃制式要綱に示された300mにおける連射時の命中精度は、「6発連射が高さ2m幅2mの範囲内に集束」だそうです。
    これを見ると、連射も有効な気がします。
    キリン

  2. キリンさん、どうもありがとうございました。
    自分でも検索して一連のレスを見てみましたが、銃と弾の相性なんかもありそうですね。
    89式がこんなに精度の高い銃だと知り得たのもなんだか嬉しいですね。
    最新のライフルならフルでも十分有効だという事ですね。
    ゆうた

  3. 米軍のM16系/M4 射撃教本では、フルオートマチック及びバースト射撃の要件を以下の様に指示しています。

    “AUTOMATIC OR BURST FIRE IS INHERENTLY LESS ACCURATE THAN SEMIAUTOMATIC FIRE.
    THE FIRST FULL-AUTOMATIC SHOT FIRED MAY BE ON TARGET, BUT RECOIL AND A HIGH-CYCLIC RATE OF FIRE OFTEN COMBINE TO PLACE SUBSEQUENT ROUNDS FAR FROM DESIRED POINT OF IMPACT.
    EVEN CONTROLLED (THREE-ROUND BURST) AUTOMATIC OR BURST FIRE MAY PLACE ONLY ONE ROUND ON THE TARGET.
    BECAUSE OF THESE INACCURACIES, IT IS DIFFICULT ESTABLISH ABSOLUTE GUIDELINES FOR ITS USE.

    CLOSELY SPACED MULTIPLE TARGETS, APPEARING AT THE SAME TIME AT 50 METERS OR CLOSER, MAY BE ENGAGED EFFECTIVELY WITH AUTOMATIC OR BURST FIRE.
    MORE WIDELY SPACED TARGETS APPEARING AT GREATER DISTANCES SHOULD BE ENGAGED WITH SEMIAUTOMATIC FIRE.”

    全く当然の内容です。
    60年以上の間 戦闘経験がない某国製造の小銃スペックより、幾多の戦闘経験により作成された米軍教本の方が確かです。

    軌跡の発動機?誉

  4. 軌跡の発動機?誉さん、どうもありがとうございました。
    近接戦以外ではフル、バースト射撃は困難という事ですよね。
    本来のライフルの交戦距離だとやはりセミ中心と考えるべきなんでしょうか。
    ゆうた

  5. 米軍の教本を紹介するのに、いちいち「某国製造の小銃スペックより」といった文言は必要ないと思いますが?

    戦争に関しては、本質的には実戦経験がないのは良いことであり、実際に戦いになるということは政治的失敗を意味しますしね

    「実戦経験豊富」というのはあまり自慢にはならないと思います

    経験が足を引っ張ることも多々あるわけですし




    0.1式戦車

  6. といいますか、銃は人間相手にしか使わないという考えが間違いなワケで。

    壁にフルオート射撃かまして即席の突入口や銃眼作れるってのは便利でしょう?
    通りすがり

  7. >5.
    ある機械製品の運用に関して未経験者や経験不足の方が的確な運用判断や運用思考ができると考えるのは
    ビギナーズラッキー的発想でしょう。
    長年の経験に元ずく固定観念に固まった者より、経験少ない或いは異種業界の柔らかい発想の者の方が
    革新的発明をされるのも事実ですが(例:グロック)、今回の質問はは既に何十年も世界中に存在している機械製品の
    運用方法についての回答です。


    >6.
    どこの国の軍事教練で 歩兵の小銃連射で突入口や銃眼作りの射撃訓練や教示を真面目にしているのでしょうか。
    教えて下さい。

    〜?誉

  8. 自動小銃によるバースト・フルオート射撃の目的って制圧効果だったと思うんですが。
    撃たれる側の心理的には、飛んでくる弾の数が多いほどきつい物でしょうから。
    射的ならともかく、戦闘中の射撃は命中率だけで判断できるものじゃありません。

    >>6
    フルオートの集中射撃とはいえ、簡単に穴の開く壁は遮蔽物にしたくないです。

    以下どうでもいい話
    精度の良い銃でのセミオートでは照準が正しくない限り絶対に当たりませんが、
    フルオートだと間違った照準でも当たることがありえます。
    MAG

  9. 今更言うまでもないことですが、陸自の最も基本的かつ重要な任務に、
    対着上陸侵攻があります。
    来襲する敵勢力から国土を守るわけですが、これを最前線の隊員レベルに下ろすと、
    示された陣地を死守せよということになります。

    戦闘の最終段階では、陣地内に突入してくる敵を、あらゆる武器を使って、
    阻止しなければなりません。
    となると、できる限り濃密な火網を構成したいわけですから、
    小銃にもフルオート射撃の能力が欲しいですね。
    陣地に敵が飛び込んでくるかどうかの瀬戸際では、命中精度の低下も、
    あまり問題にならないレベルではないかと。

    >>6
    小銃の射撃で突入口が作れるほど脆い壁なら、蹴破った方が早いですって……
    通りすがり2号

  10. >どこの国の軍事教練で 歩兵の小銃連射で突入口や銃眼作りの射撃訓練や教示を真面目にしているのでしょうか。教えて下さい。

    どの程度の射撃でどの程度のバリケードが破壊できるか、逆に言えばどの程度のバリケードでどの程度の
    射撃を防げるかちゃんとアメリカ軍(等?)はチェックしてるじゃないですか。穴あけはそれの応用にすぎませんけど。
    (熱心にバリケードに射撃訓練してるかどうかは知りませんが??)
    といいますか、まるで訓練でやってないことは実戦でやってはいけないような言い方ですね?
    ヘルメットやスコップで敵を殴り殺したらいけないんですか?

    >小銃の射撃で突入口が作れるほど脆い壁なら、蹴破った方が早いですって……

    小銃弾って民家の壁くらい余裕でぶち抜きますけど。自分の家の壁を蹴って簡単に穴開くかどうか試したらどうです?

    あと誤解される書き方した自分が悪いんですけど、べつに『フルオート射撃=穴あけ用』だと言ってるワケじゃないっす。
    通りすがり

  11. >>10
    訓練でやってないことを実戦でいきなりやってはいけません。
    (班長に怒られます。)

    また、ヘルメットで敵を殺す訓練を行なっている軍隊の話は聞いたことがありませんが、普通の兵士ならその手段は行いません。

    少ない格闘訓練の時間で技量を向上させるために、自分で携行している装備品の中で人を殺すのにより適した武器だけを使って訓練を行いますから普通の兵士は習った通りの馴染みのある方法を選びます。
    (というか鉄帽は重く、持ちづらいので相手を殴る気には…。それと、スコップの使い方と訓練法はドイツ兵に聞かれると教えてくれると思います。)


    小銃射撃で壁に人が通れる穴を開けるとなると、射撃痕で切り取り線を作る要領になるかと思いますが、そのような使用法は教範には記載されていませんし、そもそも必死の思いで現場まで持って行った貴重な弾をそんな用途に使うのは…。
    持ってみると分かりますが、7.62でなく5.56だったとしても180発持つと凄い重いんです。そして、これを壁に撃つ小さな穴が空きます。M2で土嚢を撃ったときみたいに吹き飛べば楽でしょうが、小銃ではそうはいきません。
    大事な弾を戦闘中にそんな目的には使えませんし、壊してでも突破口を壁に開く必要があるなら、時間を節約するために対戦車擲弾でもなんでも使います。(ちなみ「固定目標の破壊」という対戦車擲弾の正しい使用法です。)
    通りすがり3号

  12. 軍用という前提ですが、対軽車両・航空機という状況もありますね。
    実際問題、こいつらと撃ち合うのは避けるべきですが、避けられない場合もあるわけで。
    人間より遥かに大きく、桁違いに高速(かもしれない)かつ頑丈な奴には手数が重要です。

    >>9〜11
    横道にそれているのでその辺にしませんか?

    MAG


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