474 分隊支援火器の運用方法についての質問です
軽機関銃のように弾幕を張るといった運用方法ではなく、点射で敵を障害物に釘づけにする事が目的であると存じていますが

そんな分隊支援火器はどんな動きをするんでしょうか

1、基本的に小銃改造の簡単な物なので小銃を持った隊員と一緒に走り回る

2、バイポッドを備えている事もあり、軽機関銃のように敵を見通せる後方で
腰を据えて撃つ
(イメージとしてはブラックホークダウンで部隊から置き去りにされた二人や、某映画でアパムに弾を運んでもらってた30口径等)

M249のようなほぼ軽機関銃と言える物もありますが、あくまで小銃ベースの
SAWの運用方法について教えてください
何か参考になるような書籍や映像作品を教えていただけるとさらに嬉しいです
うるばぬす

  1. こちらの第3章になります。(アメリカ陸軍)
    https://rdl.train.army.mil/catalog/view/100.ATSC/04183AF4-34EB-47F0-BCEE-29C93432DA49-1274564010088/3-21.8/toc.htm
    いくつか動画解説もあります。
    http://www.youtube.com/watch?v=kR8VLkzfbuU
    http://www.youtube.com/watch?v=OKRues4Fwrk

    パパッと見たところでは、9人分隊に分隊支援火器は2丁あって、分隊のフォーメーションの中で右端・左端・最後尾(か最後尾の分隊長の斜め前)のポジションのうちふたつを占めることが多いようです。
    マイソフ

  2. >Q. 小銃ベースのSAWの運用方法

    小銃ベースでしたら、フィールドマニュアル“FM23-12 TECHNIQUE OF FIRE OF THE RIFLE SQUAD AND TACTICAL APPLICATION”
    の方が適していますし、具体的射法も解りやすいです。

    ttp://www.cgsc.edu/carl/docrepository/FM23_12.pdf

    作成が1963年であり、M249 MINIMI が登場する以前どころか M16 もまだです。

    ・RIFLEMEN = M14
    ・AUTOMATICRIFLEMEN = M14 BIPOD付
    ・GRENADIERS = M79

    各々の射撃分担が細かく記載されています。

    AUTOMATICRIFLEの分担は、敵の横隊隊形に対しては正面敵全般(小銃手の分担射界は部分的)、
    敵縦列隊形に対しては敵中央を狙う。
    又、通常バースト射撃のAUTOMATICRIFLE でも460m超える射距離はセミオートで射撃しろ(命中精度限界からでしょう)とか
    当然の事ですが、敵部隊の狙うべき第一目標は AUTOMATIC WEAPON (敵の機関銃等)であるとか指示しております。

    尚、現在世界中で広くM249 MINIMI の事を SAW(SQUAD AUTOMATIC WEAPON)と称しておりますが、
    米軍はこの種の火器初代BAR から今日の M249 MINIMI においても SAWという用語は ほとんど使用しておりません。
    〔米軍の各種のマニュアルを見ても自軍の軽機関銃に対してこのSAWという用語はほとんど出て来ません〕
    常に AUTOMATIC RIFLE(この場合は FULLAUTOMATIC の意)であるか、M60やM240も含めて CREW SERVED WEAPONと呼称しています。

    軌跡の発動機?誉

  3. 回答いただきありがとうございます
    動画がとても解りやすくて助かりました

    結構派手に撃つもんなんですね
    分隊が前進する時に一人残って援護を続けるものかと思っていましたが
    分隊自体が2チームに分かれるもんなんですね

    自身が前進する場合はライフルマンと同行しているようなので
    自分の質問の1と2のどちらとも言えないという事で納得できました
    うるばぬす

  4. >軌跡の発動機?誉様
    回答いただきありがとうございます

    BARやバイポッド付きM14は質問の小銃ベースのSAWに近いと思いますが
    ライフルマンとの違いは銃の特性と言うよりはポジションによる違い
    なんですね
    うるばぬす


Back