501 500番の質問の派生です。
センターファイア実包の雷管には火打金が薬莢の構造と一体であるもの(ベルダン型)と
火打金が薬莢とは独立し雷管側に組み込まれているもの(ボクサー型)があり
製造がすこし複雑であってもリロードがし易いボクサー型が民間向けの実包では選好されるといわれます。
さて、同じ規格の実包であってもセンターファイアの雷管がベルダンかボクサーかで性能に本質的な差が出るとは思われません。
軍用としてベルダン型のNATO弾が供給されているのなら
民間、取分けアメリカの民間で所持される枢軸・共産国製のかつての軍用銃向けに販売される実包の雷管は
オリジナルとは異なるボクサー型が選好され、その傾向は高価格で限定生産になりがちなマイナーな実包ほど顕著ではないのか。
にも。

  1. >Q. 民間、取分けアメリカの民間で・・・・・オリジナルとは異なるボクサー型が選好され、その傾向は高価格で限定生産になりがち

    つまり、それらは主に米国コマーシャル向けであり、もうそれは軍用弾ではありません。

    さて、ベルダンとボクサー 両プライマーの優劣についてはネットで色々とヒットしますが
    真理を付いたものはあまり見かけません。
    ヨーロッパの小火器軍用弾薬にベルダンプライマーが多い理由として、ここがヒントになりそうです。

     ttp://www.thehighroad.org/archive/index.php/t-78546.html

    フラッシュホールが2つ有る事により 不発・失火ミスが起きにくいでしょうね。

    軌跡の発動機?誉

  2. >1. で紹介のところ、あまり参考になりませんね。
      ↓こちらの方が GOODです。
    ttp://forums.gunboards.com/archive/index.php/t-259498.html


    〜?誉

  3. (冷戦時代に米市場で大規模に出回っていたとは思えない)鉄薬莢の安い軍用弾があるソビエト系の実包規格は未だしも
    マウザー、アリサカ、カルカノ等の使用者が、リロードしにくい実包というハンデを甘受し続けているとは思えないので
    西側で民間向けに製造・販売されるそれらの規格の実包は、リロードし易く変更されている筈だ、との推測です。

    火打金が一体構造のベルダン型と違い、ボクサー型は火打金が独立した部品であることが激発の衝撃を逃すクッションになり、不発になる可能性がより高いのかも
    にも。


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