567 度々失礼致します、

2014年か、2013年頃に、G36の精度の著しい低下が指摘されていた事件。

弾の問題と言う意見と、G36その物の問題と言う意見とがありますが、
結局の所、何方の問題だったのでしょう?

ファンとしては、
これ迄信頼出来る銃として来たG36が、約20年経った今更?と、
G36その物の欠点と言う意見には違和感を感じているのですが、
実際の所如何でしょうか?

よろしくお願い申し上げます。
Hk

  1.  http://bfnews.exblog.jp/22464387/
    よしお

  2. 過去 ANSQ.523 で紹介した最下段ところに独陸軍の公式見解の抜粋が出ています。

    ドイツ大手弾薬メーカーMEN社の一部の製造ロット5.56mm弾丸被甲ジャケットのメッキ厚不良。で終息したいわけです。

    さて、この不良弾丸 他の銃器 M16/M4系 AUG、SIG550系 等ではどうなのでしょうか? 
    命中精度不良はG36に起因しないものを確認するべく当然他銃での比較射撃をしているものと考えますが何も発表はされておりません。

    又、200mまでは規定内精度、300m射距離より精度が悪い。との記事も見かけました。
    弾丸被甲ジャケッの寸法不良で銃身内径とズボズボであるならば100mの距離でも横転弾/キーホールとなりますが、
    そこまでひどい弾丸ではないのでしょう。

    推測するに銃身肉厚が薄めのG36は連射時銃身過熱膨張し易く、外径寸法に多少の問題のある弾薬を許容する余裕が無い銃であると思います。

    ドイツ陸軍内特殊部隊も最近ではG36からHK416に置き換えがなされている様であります。
    今後G36の耐久性を上げるにはをヘビーバレルに交換という案も出
    てくるかもしれませんね。

    軌跡の発動機?誉

  3. この件についてですが、独陸軍の公式見解が出た後、独連邦軍技術研究所が「命中精度の下落は連続射撃による銃身の加熱が原因」つまりG36小銃の本体側に問題があると結論を出していた事等が独シュピーゲル紙の報道等により発覚した為、調査し直した結果、2015年4月に改めて「G36小銃側の問題」であると結論付けられたとの事です。

    詳細については、下記のブログを参照して頂きたいのですが、要約すると今回の問題は、銃身の放熱能力不足により銃身基部のトラニオン(砲耳)周辺の樹脂が加熱され、そこに衝撃が加わる事によってゼロ点が狂うのではないかと専門家から指摘されています。
    G36は軽量化の手段として樹脂部品を多用した為、登場直後から砲耳周辺の強度不足が指摘されており、銃身にサプレッサーを装着して連続射撃を続けた際の加熱と荷重によってこの箇所にクラックが入ったという報告もあったそうです。
    また米軍のM4カービン等でも、銃身の加熱によって様々な問題が発生していた為、より重たく分厚い銃身への交換が過去に何度か行われているとの事なので。参照ブログでも今後、G36にも同様の改修が行われるだろうと結んでいます。

    【参照ブログ「ミリブロNews」2015年4月6日『H&K 社の「G36」自動小銃の命中精度下落問題「弾薬ではなく自動小銃側に問題」と国防総省が結論』】
    ttp://news.militaryblog.jp/e648411.html

    瀬戸の住人


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