570 海軍は大東亜戦争末期に四式自動小銃なるガーランドの模造品を生産しているようですが、何故上海事変以前に陸軍が試作していた3種の自動小銃ではなく、ガーランドコピーを新たに開発したのでしょうか。
藤田兵器研究所さんのサイトには
 後の審議で「自動小銃甲」と「自動小銃丙」が採用寸前となったものの、
とありますが、何故これらは取り上げられなかったのでしょうか。

既出でしたらお許しください。(過去ログの検索が文字化けしてしまいできませんでした)
丙型

  1. Google検索で、検索ワードの後にQQCCMMVVGGTT site:warbirds.jpと入力すれば良いです。
    超音速

  2. 海軍は陸戦兵器を陸軍から買っていました。
    陸軍が採用しなかったものは生産されていませんから、手っ取り早くガーランドを海軍がコピーするしかなかったのでしょう。

    もっとも陸軍からの兵器の入手が困難になると豊川工廠で99式小銃(特)を月産5000挺程造ったり大日本猟友会会員から12番散弾銃5000挺の供出を受けて小銃の代用として配備しています。
    他にも噴進銃、散弾拳銃等を生産した記録が有ります。

    てつ

  3. 試作3種の自動小銃は全て6.5mm実包です。 時代のすう勢として新自動小銃口径は7.7mmが必然であり、
    実包反動力で約1.3倍となるのでは新規開発とするべきものです。
    ある銃に於いて口径縮小するのは簡易ですが、口径拡大は初めからやり直しです。

    さて、四式自動小銃は日本の7.7mm実包の腔圧が低い理由により作動不良が頻発しM1ガーランドのコピーに失敗した。
    旨が言われますが、M1カーランド小銃は構造設計に奥深いところが有り、米国以外の列強国にても
    自国小銃弾仕様にてM1コピー成功した国はありません。(即ち30-06実包以外の成功例無し)
    米国でさえ海軍が朝鮮戦争後M1カーランドの7.62NATO実包仕様を少数生産しましたが直ぐ止めています。
    よって次期基幹小銃として予定していたM14はガス圧機構を変更しました。

    軌跡の発動機?誉


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