597 UMPについてお尋ねします。
ブローバックは、機構的に38ACPまでが限界だと聞いています。
サブマシンガンでは、オープンボルトなのでブローバックで機能していると思っていました。
クローズドボルトと言う事は、拳銃と変わらない様に思います。
此の点は、どの様に解決しているのでしょう?
例えばですが、モーゼルの様な形であれば、拳銃でも大口径でもブローバックで造れるのでしよゎうか?

青江

  1. ロック機構を持たないブローバックサブマシンガンSMGの設計要素は3つがポイントです。
    即ち ボルト重量、ボルト後退ストローク量、リコイルスプリング強さの3つです。
    両手持ちで比較的大柄なSMGは、片手持ちのハンドガン(PISTOL)に較べてこの3つとも設計余裕が大きく取れます。
    つまり 重く、長く、強く 出来ます。それら3つのバランス設計です。

    ↓他所のフォーラムですが、”UMP/UMCのボルトを軽くしたら”という言う意見に皆が反対しまくってます。
     ttp://www.hkpro.com/forum/hk-long-gun-talk/219249-manufacturing-lighter-ump-bolt.html

    文中UMCの45ACPタイプのボルトの事でしょうか、ボルト重量は1lb 9.6oz = 約730gだそうです。
    対し、↓45ガバメントの後退スライドアッセンブリー(バレル含む)重量1lb 1.1oz =約490g。
    ttps://forums.1911forum.com/showthread.php?t=276640

    だそうですから UMCのボルトが1.5倍重いという事です。

    後退ストローク量も大柄なUMP/UMC SMGの方がPISTOLのガバより大きく取れているでしょう。

    尚、Wiki 及び 一部のH&K社のカタログにはUMPの作動機構はSimple blowbackとなっておりますが、
    小職所有の最新H&Kの軍公用カタログ 及び 本家ドイツ H&K HP では軍公用のページにてRecoil-operated と解説されております。
    これには深い意味があります。 俗に言われている USP=Simple blowback は間違いです。

     ttp://www.heckler-koch.com/en/products/military/submachine-guns/ump/ump/technical-data.html

    以上 最後は爆弾発言となりました。

    軌跡の発動機?誉

  2. すみません >1の誤記訂正します。

     誤:USP= Simple blowback は間違い

    正:UMP/UMC= Simple blowback は間違い


    〜?誉

  3. どうもありがとうございました。
    つまり、シンプルブローバックでは、無いと言う事ですね。
    青江


Back