599 セミオート及びリボルバーのピストルの、.22LRへのコンバージョンキットについての質問です。
@リムファイアー式の.22LRに対して、ファイアリングピンはどのように対応しているのでしょうか。
Aショートリコイル式のセミオートの場合、ロックは始めから解除されている(ブローバック式として作動する)のでしょうか。
どこかで勘違いをしていれば御容赦下さい。よろしく御願いいたします。
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  1. >Q1. リムファイアー式ファイアリングピン

    1.最も原始的なREVOLVER 22LRコンバージョンキットです。
    ttp://www.sportsmansguide.com/product/index/cowboy-22-conversion?a=471503

    ピースメーカーで撃つべく44又は45口径カートリッジサイズアダプターに
    22LR薬室を偏芯してボーリングされています。
    銃側の改造一切無しで元々のハンマー・フィヤリングピンが22LRのリムを叩きます。
    装填時に22LR弾の角度位置をしっかり合わせなければならないと一瞬思いますが、
    これ結局どの位置でもちゃんと22LR弾のリムを打撃しますね。偏芯位置がミソです。


    2. REVOLVERセンターファイヤー/リムファイヤー Combination(両用銃)としてS&W MODEL53 JET MAGNUMという物が有りました。
    ttps://www.youtube.com/watch?v=EImgR5wA370

    この銃も22L射撃時はカートリッジアダプターが必要ですが、センターファイヤー/リムファイヤー
    各々専用ファイヤリングピンをフレーム側に備え、射撃時ハンマー側の打撃部(HAMMER-NOSE)を選択する構造でした。
    紹介の動画でもHAMMER-NOSE選択操作をしています。

    ttp://i280.photobucket.com/albums/kk176/DCW1000/53firingpins.jpg
    上がリムファイヤー用、下がセンターファイヤー用ファイヤリングピンです。

    又、MODEL53の取説よりハンマーASSYを抜粋して画像掲示板2--NO.4585にアップしました。
      HAMMER -NOSE の回転構造が解ります。


    >Q2. ショートリコイル式のセミオート
    この件は2年位前に同様な質問がありました。過去ANSQ.425を見て下さい。
    フローティング・チェンバーという 特殊構造が多く採用されています。
    オートの場合ファイヤリングピンは22LR専用の物に取り換えるのが普通です。

    尚、転形的なCOLT45シリーズの22LRコンバージョンキットの画像です。フローティング・チェンバー構造です。

    ttp://www.coltautos.com/images/22-45_CU_U229j.jpg

    以上です。

    軌跡の発動機?誉

  2. >1. 誤字訂正します。

    誤: 尚、転形的なCOLT45シリーズ

    正: 尚、典型的なCOLT45シリーズ


    〜?誉

  3. 質問者です。御丁寧な御教示、ありがとうございます。
    この中で Q1-1に示された偏芯式のカートリッジサイズ・アダプターに関して、新たな疑問が生じました。この場合、銃身は44または45口径のままなのでしょうか。だとすれば、22口径の弾はスカスカの銃身の中を飛んでいく、と言うことになってしまう??
    お手数ですが、よろしく御教示いただければ幸いです。
    1215

  4. >3.22口径の弾はスカスカの銃身の中を飛んでいく

    正しくご推察の通りと思います。 本気のシューティングではなく、遊びのツールです。
    本気なら S&W MODEL53 の様な銃か 本格的に銃身交換までするキットを利用することになるでしょう。


    〜?誉

  5. 質問者です。
    理解しました。色々と御面倒をおかけして申し訳ありません。
    ありがとうございました。
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