１）急降下に陥った原因はわかりませんが，急降下に陥った機でも過重をかけすぎて空中分解しないように注意深く操縦桿を引けば回復できたそうです．

２）これは墜落機の前方から撮影しているのでドイツ軍が撮影したのではなく，たまたま前方にいたB-17の銃座から撮影したものではないでしょうか．

asou

１）については１枚でも生きている反射面があればあのように光る可能性がありますので被弾の形跡
が無いとは言い切れないと思います
２）は地上からの撮影と考えます、途中のやや前方からの撮影位置および地上へ落下時点、また
その直前の尾翼が千切れたあたりはほぼ横からの撮影位置にみえますので、地上から撮影したと
しても不自然には見えません、なにしろドイツにはベルリンオリピッックでも活躍したアスカニアの
反射望遠レンズがありますから地上から撮影したフィルムもかなり残っているのかしれません
tune

２）ですが、あれＮＨＫ「映像の世紀」でも使われてた映像だったハズ。確かココで「アレは戦後のミサイル実験の映像」ってレスを読んだ記憶があるんですけど…過去ログ見つかんねえ。
通りすがり

　皆様、ご回答ありがとうございます。
＞1.
＞空中分解しないように注意深く操縦桿を引けば回復できたそうです．

　投稿後に思い出したのですが、海南島で起きた米海軍の電子偵察機EP-3E（原型は旅客機エレクトラ）と中共軍戦闘機F-8（正しくはJ-8のようですが）の衝突事故では、EP-3Eは衝撃で一時は135度、つまりほぼ裏返しの背面にされながらも何とか回復し、緊急着陸に成功しています。Ｂ-17も少なくとも背面からの回復は不可能ではないでしょう。


＞3.
＞「アレは戦後のミサイル実験の映像」ってレスを読んだ記憶がある

　私が、最後の映像はドイツ軍が撮影したものではないのでは？　と思ったのには、墜落した地面にある木立ちがヨーロッパらしくなく、何となくミクロネシアなど南国の木々に似ているという印象を持った点にもありました。私としては、やはり戦後の米軍の撮影した映像との心証に傾いています。


　　― 新たな疑問 ―
　該映像を見直していて新たな疑問や関心が浮かんできました。

追１）例の「急降下するＢ-17」の映像の中で、１分５０秒前後にＢ-17の航法士席と尾部銃座のあたりからベイルアウトする人影らしいものが映っています。フィルムの汚れかもしれませんが、実機であのあたりに脱出口はあるのでしょうか？

追２）映像の冒頭で、Ｂ-17の各部の銃座の作動シーンがあり、特に腹部のボール型銃座を含む動力銃座の滑らかでスピーディな動きには感心しました。日本側で対応する一式陸攻や二式大艇、四式重爆の20ミリ動力銃座の旋回映像は残っているのでしょうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　09.3.01記

ＮＧ151/20＠久々全休

空中分解のシーンはナイキ・アジャックス対空ミサイルのQB-17標的機に対する射撃実験の映像です。
XC-99

　XC-99様のご教示を受けてさっそくYouTubeを「Nike Ajax」で検索したところそのものズバリの映像が見つかりました。

Nike Ajax Missile
http://www.youtube.com/watch?v=IiiXxC9n8xE

　疑問が氷解してスッキリしました。ありがとうございます。

ＮＧ151/20＠感謝感激