251 航空ガソリンでは軍用と民間用規格が同じだったと思いますが
ジェット燃料では民間用のJET-A、Bと軍用のJP-4、JP-5と区別されており、微妙に違う
規格となっています。

なぜこうしたのでしょう?
微妙な違いなら同じ規格にしちゃえばいいのにと思うのですが。
marderhund

  1. 微妙な違いかどうかは程度の問題ではないですか?
     規格は把握しているという前提ですが、JP-4の場合では燃えやしてみると(良い子は真似をしないように)灯油系と違って明らかに火付きが違います、いかにもガソリン系が入っているという感じです、たぶん灯油ストーブに入れたらまともに燃焼しないでしょう。またガソリンコンロに市販のハイオクガソリン或いは航空ガソリンを入れても問題なく燃焼します、でも間違いなくそのうち頭がガンガンしてきます(たぶん添加物のため)。
     一般の軽油も寒冷地と温暖な地方では微妙に成分を変えていると聞いた事がありますし、スタッドレスタイヤは同じ銘柄でも地方によって氷系か湿雪系で成分を変えているようで効き目がまったく違います(これは体験)。

     直接の答えではないですが微妙な違いが微妙ではない例をあげてみました。
    tune

  2.  微妙じゃなくて明確に違う規格です(JET-BとJP-4は同じですが)
     引火点と凍る温度がそれぞれ違っており、例えば大型旅客機は燃料の保温機能を載せる余裕があるので凍りやすい燃料でも良いですが、小型機ではそんな機能を積むよりは飛行条件を制限するか凍らない燃料を選ぶほうが楽ですよね。
     軍用機では飛行条件の制限は死活問題になりますし、同様に引火性能も死活問題ですから、より厳しい条件をクリアした燃料を必要とする機材も存在するということになります。
    SUDO


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