433 何度か質問させてもらっている∞(インフィニティ)です。大震災関連で空自松島基地のF-2B×18機が津波により水没全損という話を聞いていくつか疑問に思いましたので何点か質問させて頂きます。

1.もろに津波をかぶった結果、衝撃で機体にダメージもあるでしょうし、電子機器類には水は致命的でしょうから、全損に近いことになっているのではないかと推測します。こうした機体を復帰させることは現実的に可能なのでしょうか?

2.松島基地の21SQは確かF-2Aのパイロット養成部隊であり、そのために複座型のF-2Bで編成されていたと記憶しています。F-2Bは試作機込みで34機しか調達されていなかったと思いますが、これだと半分以上が全損ということになるかと思います。F-1が30年使われたことを考えれば、F-2もあと10年以上は使っていくと思いますが、その間のパイロットの育成はどうなるのでしょうか?(残存16機が全部使えたとしても、予備もない状態での運用は現実的なのでしょうか?)

3.これは本筋から外れますが、自衛隊(それ以外もあればもっと嬉しいのですが)の各部隊の装備の数を網羅的に把握できるサイトはありませんか?今回も残り16機のF-2Bがどこにあるのかわからなかったので、そういうサイトなどを紹介して頂ければ大変有難いです。

  1. 分解して洗浄すれば使えるらしいです。もちろん電子部品は交換でしょうけど
    Alphabette

  2. 現状ではその手の確実な情報はないし時期尚早で、いずれも推測になってしましますが、
    1、一般的に現代の航空機の様な精密機械の水没は致命的なダメージになります。水は細部まで侵入するのでたとえ表面的な機体のダメージがなくてもです。
    通常の水でもそうですが、今回の様な海水ベースの汚水は格別に深刻な物になります。
    理論的には細部まで分解して洗浄、パーツ類を交換すれば再生は可能でしょうが、金額的には機体を新造するよりも間違いなく高価になります。
    それでいて従来の性能を発揮できる保証はありません。
    おそらくほとんどが、用廃処分になると思われます。
    2、転換訓練には支障をきたす事は間違いないでしょうが、F-2の実戦部隊は2飛行隊のみなのと、現在の実戦機の実戦訓練はシミュレーターでかなりの部分をおこなるので、致命的な要因にはならないと思われます。
    したがって追加調達は行われないで、現有機のやりくりでやっていく可能性が高いと思います。


    ROCKS

  3. Alphabette様、ROCKS様、ご回答ありがとうございます。

    まず、時期尚早で推測でしか回答できない質問だったことをお詫びします。

    1.については理屈としては分解洗浄すれば使えるが、極めて高コストになってしまい、コストパフォーマンス上の問題が生じる、ということですね。

    2.についてはなるほどシミュレーターが最近は中心になっているんですか。確かF-22も複座型が開発中止になっていたと思いますし、F-2Bでなくてもどうにかなりそうなんですね。

    ご回答、ありがとうございました。


  4. >2
    ROCKSさん

    >F-2の実戦部隊は2飛行隊のみなのと…。
    昨年3月より第8飛行隊も対領空侵犯措置任務を開始したので3個飛行隊では?
    それとF−2のシュミレーターでの実戦訓練…?
    そんな訓練何時から始まったのですか?


    SC

  5. 防衛省はF−2B全機の修理を決定したようです。
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110417/dst11041721530051-n1.htm


    SC


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