449 今Me109のプラモデルを作っていてふと思ったのですが、Me109は最後期のK型になって初めて主脚収納部に補助カバーが付いています。
これに対しFw190は初期型に補助カバーあり、中期のA5型以降補助カバーが廃止されています。
ドイツ空軍戦闘機部隊に詳しい方、この一見無定見な方針についてご存知でしたら教えてください。
備後ピート

  1. 詳しくは知りませんが、ta152には主脚カバーがついてます。Me109Kのうち実際に主脚カバーが実際についている機体は少ないです。
    wittmann

  2. Fw190にしてもBf109にしても当初は採用され、あるいは検討されていたものが大量生産に対応すべく省略され、末期に性能面で余裕が無くなって来たために復活したということでしょう。
    筋の通った話だと思います。
    BUN

  3. wittmann様、BUN様ありがとうございました。
    備後ピート

  4.  Fw190の場合、胴体下に爆弾架を装着すると補助車輪カバーと干渉する(爆弾架の縁がかぶさってカバーを開けなくなる)ため、当初は爆撃モードで爆弾架の装着時にはカバーを取り外すことにしていました。

     その後、戦闘爆撃機としての任務が増え、爆弾架の装着が日常化したので補助カバーを廃止し、増大する空気抵抗は、主車輪カバーを限界まで拡大しての抑制で忍ぶことになりました。

     本来ならここで設計を改めて主脚の間隔を広げ、爆弾架とのクリアランスを確保すべきでしたが、BUN様ご指摘の通り量産性優先で、主車輪カバーのみの小改造で済ましたわけです。

     Ta152では対空戦闘が主任務になり、爆弾架の装着は原則としてなくなったのと、重量増大で従来の電動引込み脚を油圧式に改設計したのに伴い、補助カバーも復活したと聞きました。
                               11.5.05.記
    NG151/20

  5. 補助カバーがあると泥がついたとき閉まらなくなるので、やっぱり外したって話も聞きます。
    KZ

  6. 写真と図面を見ると判るのですが、Ta152は主脚間がFW190より空いてます。
    そのためETC***を積んでも主脚カバーが邪魔にならなかったんでしょうね。
    NG151/20さんの言われた改設計が行われています。(目的は違うかもしれませんが)
    wittmann

  7. 書きそびれましたが、Bf109で車輪カバーが復活したのはK型ではなくG型からです。プラモがあるのなら機体を裏返して車輪庫の形を見てください。F型で一旦諦められた車輪カバーが装着できるよう外翼側がE型時代の角型に戻っています。
    BUN


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