Ju88Sはあくまで88の高速型というサブタイプ。Ju188は基本的に別機種で、そこから同じく高速型を含む多種多様なサブタイプが派生する。
本来188で88を更新して主流にしたかったんでしょうが、逆の結果になりました。
独軍爆撃機そのものの活動場面が限られていく中、88SのほうはA-15と同じ爆弾倉がとりつけられ爆撃機としての価値を維持しようとしています。
188は88にはない海上捜索レーダー搭載型などが作られましたが、千機余りの生産数のなか半数以上を偵察型が占め、しかも44年春には88より早い生産打ち切りとなっていることから主流と成り得なかったいえるでしょう。エンジンの同じDo217のほうは爆撃型だけで千五百機生産され、188より優先されたことがわかります。

超音速

超音速様、回答ありがとうございました。1/72のグライフを作って以来、1/72スケールにも触手を伸ばそうとしたところへJu88Sが発売され、いずれJu188ともども手に入れようと思っています（あくまでも思っているだけです。なかなか常用スケール1/48から離れるのは難しい）。

備後ピート