735 またもつまらないことが気になってしまって、質問します。年が明けてから妙にFw190に凝ってしまいプラモもA4、A8、A8/R8、A9、D9、G8と作ってきました。まだ手を付けていないのが、4箱(以上すべて1/48スケール)もあります。その4箱の側面に飛行状態のFw190が描かれているのですが、そこで気付いたのが尾輪の収納位置です。収納状態でも尾輪ホイールの4/5ぐらいは露出したままで、何とも中途半端に思えるのです。これは不時着時に尾部にかかる衝撃を緩和するとか何か理由があるのでしょうか?これ以上引き込むと尾翼の操縦系統と干渉するとか?世傑のFw190も一応読みましたが(古本屋の立ち読みです)特にこれに関することは出ていませんでした。私の持っているエアロディティールFw190A/F(大日本絵画)にも収納位置について特に触れられていません。いっそ飛燕やBf109Gのように外部固定してしまうのならまだわかるのですが、末期の型でも律儀に4/5露出したまま収納しています。
「尾輪」については以前Bf109Fについて詳しく教えていただいたので、またも識者の皆様のご意見をお伺いするしだいです。


備後ピート

  1. すみません。A8/R8→A8/R2の誤りです。
    備後ピート

  2. 車輪とフォークが穴を埋めるところまで引っ込んでいるわけですから、あれ以上引き込むとこんどは穴を埋める「蓋」を考えなくてはならなくなって来ます。そこを省きたかったのではないでしょうか。
    Fw190の尾部は薄く出来ているので、尾脚は自前の引込動力を持たず、主脚の引込み機構からはるばるワイヤーで引っ張って尾脚を引き上げる仕掛けになっています。
    開閉する扉を造るとなるとさらに複雑なメカニズムにならざるを得ず、そこを小楽した上で、有害抵抗が最小限になるところをおさえたかったのではないかと思います。


  3. 小楽じゃなくて省略ですね。


  4. 尾輪が全部引き込まれないのは、引き込み機構が故障して尾輪が出なくなった状態でも機体を無傷で着陸できるようにする為かもしれませんね。
    各型の写真を見るとA3あたりから尾脚オレオが長くなったように見えます。不整地での運用のためか、もしくは着陸時に尾輪から着地されることに備えたのかもしれません。引き込み機構は変わらないので長くなった分さらに外に出てしまったと思います。

    いつもながら推測での回答ですいません。
    超音速

  5. 尾脚オレオが長くなったのは、機体重量増加のためではないでしょうか。


  6. 識者の皆様、早々の回答ありがとうございます。

    片様、Fw190の尾輪引き込み機構はそうなっていたのですか。勉強になりました。どうりで諸外国に類似のものが無いわけですね。

    超音速様、エアロディティールで早速調べましたところ、どうもA5からオレオが長くなっているようです。A5では重心位置の後退を避けるため機首が152oほど長くなってますので、重心の問題と地上姿勢での前方視界確保のためにオレオが長くなったのではと思います。
    備後ピート


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