828 質問826の便乗質問です。今まさにゼロ戦54型のプラモを作ろうとしているのですが、54型のエンジンカウリングは52型までのものより直径は太くなっていますが長さ(深さ)は逆に短くなっています(その分大型の彗星艦爆類似のスピンナーになってますが)。単純に「金星」の全長が「栄」より短かったと考えてよいのでしょうか?それともエンジン後部に付く補機類の都合によるものでしょうか?あるいは開口部を大きくして冷却効率を上げる必要が有ったのでしょうか?識者の皆様どうか教えてください。
備後ピート

  1. 三菱エンジンはプッシュロッドが前面から前後列に伸びているために前後列シリンダーの間隔が小さいという特徴があります。
    また、二〇型以降の以降の栄には、減速器筐が十三試双戦の左右プロペラを逆回転させるために造られた栄二二型の逆転ギア機構と同じ長さを確保するために必要以上に長い、という特徴があります。
    このため、エンジン自体の全長は金星が長いにもかかわらず、カウリングが浅く見えるということでしょう。
    BUN


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