882 Ju87CやFi167は着水に備えて主脚を投棄できることが知られていますが、他国のほぼ同世代の固定脚機、および、各国の、固定脚が当然だった複葉機においては、着水と固定脚との関係はどのように捉えられ、どのような対策がなされていたのでしょうか?
ロク

  1. たしか、ブラックバーン社製の雷撃機、シャークは一部水密構造で、不時着水したものの、魚雷を搭載したままで基地まで曳航、再使用された例があったはず。ただ、足は投棄できる仕様ではなかったのか、不時着水時に転覆したようですが。
    あと、P-12と同世代の米海軍試作機にも脚が投棄可能なのがいたはず……
    初期の複葉機の中には陸上機にもかかわらず翼端にフロートを着けているのもいました(機体の名前忘れた)

    なんか忘れまくりであまり役にたてずすみません
    うろ覚え整備員

  2. ありがとうございます。
    その辺のネタは読んでおりまして、なので、どうなのかなと思った次第です。
    99艦爆や97式二号艦攻はどうなのか、洋上飛行前提の大型の陸上哨戒機はどうしていたのか、古い世代だと投棄機構を組み込むのも難しそうだけれど・・・

    ロク

  3. 九九艦爆などは不時着水時に致命的な不安がないことが確認されています。
    実戦でも昭和17年8月のガダルカナルへの攻撃では航続力の問題から着水、機体放棄を前提に出撃しています。このあたりは独日の経験の差ではないかとも思いますね。
    BUN

  4. ありがとうございます。
    経験の差、というのは、「着速が比較的高い固定脚最終世代であっても三点姿勢なら転覆せずに着水可能」に関する経験の差、と解してよろしいでしょうか?
    うろ覚え整備員さまご指摘の「P-12と同世代の米海軍試作機」はおそらくホール・アルミニウムXFH-1だと存じますが、米海軍は独空軍ほど経験不足とも思えず、これはメーカーサイドがサービスしすぎた感じ、同じく経験豊富なRAFやFAAは投棄の必要を認めず、といった解釈でよろしいでしょうか? 私の解釈が間違っているのかもしれませんが、三点着陸より接線着陸を良しとする風もあったようですし、航空機隊の運用主体も揺れ動いておりますし、そんなにスッキリ理解してよいか不安なのですが・・・

    ロク

  5. 納得する必要はありませんよ。確かなのは九九式は特に配慮していない、ということだけです。私も興味があります。
    BUN


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