1185 零戦の上昇力に関してお伺いしたいのですが、一二試艦戦のテストで高度1万メートルまで28分というのを見たことがあります。 これはテストゆえ武装を積んでないからでしょうか? 陸軍の三式戦が50分くらいかかって1万メートルにあがるとか、雷電より零戦のほうが高高度性能が良いとかいうのを読んだことがあるので翼面荷重の軽い零戦のほうが実質的な利便性があったのでしょうか? また零戦でも過給機を高高度用に調整した部隊はどこでしょうか? 宜しくお願いします。
うい

  1. 零戦五二型は8000mまで10分33秒とされているのですが、空技廠で行った軽荷状態での飛行実験では8000mが「急激ならざる戦闘運動」の限度とされ、8500mでは馬力不足、9000mでは戦闘運動困難とされています。
    雷電の場合は、8000mの零戦と同等の運動を行うのは、排気タービンを装備して7500mが限度とされ、8000mくらいまでの高高度では零戦の方が「寧ろ有利なり」、と述べられています。




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