質問コーナー(AnsQ)分類

1.航空機関係 1101 - 1200


No.
内容
1101 みなさま、いつもお世話になっております。
度々の質問で恐縮ですが、とても気になる事がありますので、質問させていただきます。

■極初期のジェット戦闘機のエアインテークについて

極初期のジェット戦闘機では、機首の正面がエアインテークになっている機種が多くあります。

大型の電子機器が積めない、超音速飛行に向かない、といった理由で、現代の戦闘機では、機首インテークの形態は用いられていません。しかし、飛行性能的にはもっとも効率的な形態ともいわれているそうです。

となると、レーダーを積まず音速も出さない極初期のジェット戦闘機では、機首インテークの形態が理想的だったという事になると思うのですが、極初期のジェット戦闘機でも主翼付け根や胴体側面にインテークがある機種もありますね。


P−59はアメリカ最初のジェット戦闘機にして、早々、胴体側面インテークを採用していますね。

レーダーとも超音速とも無関係だったはずのそれらの機種が、もっとも理想的なはずの機首インテークを採用せず、主翼付け根、あるいは胴体側面にインテークを設けた根拠は何だったのでしょうか?

自分なりに調べてみたのですが、わかりませんでした。

機首に機関砲を搭載する都合かと思ったのですが、FJ−4は機首インテークでも機首に20mm四門も積めているので違いますね。

海軍機ゆえの都合があるのかとも思いましたが、これもFJがあるので違いますね。

双発機だからかとも思いましたが、アタッカーは単発でも胴体側面にインテークがありますので違いますね。

搭載するエンジンの特性によるものかとも思いましたが、アタッカーもMIG−15もニーンですから違いますね。

と、このように自分で考えてみても分かりませんでした。

後々、レーダーを積めるようにするためでしょうか?
燃料タンクの位置関係とかでしょうか?

ご存知の方がおられましたら、ご教授いただけますよう是非ともよろしくお願いいたします。
1102 インド洋作戦時の日本艦爆隊の命中率及び250kg爆弾の威力について疑問があるのですが

日本艦爆隊によって沈められたハーミーズの写真を見たのですが、「艦爆85機中45機が投弾37発命中した」とあるのですが沈み始めてるハーミーズ写真を見ても飛行甲板・艦橋構造物も割りとはっきり形が残ってる様に見えます
とても250kg爆弾が37発も命中したようには見えないのですが、250kg爆弾の威力とは「こんなもの」なのでしょうか?それとも命中弾の重複報告などで「本当は37発も命中してなかった」のでしょうか?

ご見識をお持ちの方がおられましたら、ご教示いただけますようお願いいたします
1103 今行われている、ロシアによるシリア空爆の軍事技術的詳細を、出来れば日本語で解説したサイトはありますか?
具体的には、現在のロシア領内からシリアまで1000km〜1500km程度しかありませんが、
米国がやるように今回ロシアは本国内から第三国の領空を通過しシリアを空爆する作戦を行った、或はこれから行う可能性がありますか?
1104 航空機関砲のMG151/20について調べています。

・MG151/20の弾薬は薬莢は鉄製だけだったのでしょうか?真鍮製は存在しなかったのでしょうか?
・MG151/20の薬莢は何色に着色されていたのでしょうか?また表面処理(塗装?薬品による化学処理?)はどのような方法だったのでしょうか?
・MG151/20の弾薬を戦闘機に装弾する際に弾種の配列(リンクへの並べ方)にはマニュアルによる規定があったのでしょうか?

よろしくお願いします。
1105 日本の陸海軍の塗装について2つ疑問点がございます。

1点目
現地部隊で施されるような迷彩は、機体に書かれている警戒標識(フムナ等)を無視して塗装するのでしょうか。

2点目
大戦中期の陸軍機、大戦後期の海軍機のプロペラは茶色に塗られておりましたが、一般的に、スピナーも同様に茶色に塗られているのでしょうか。隼や飛燕はスピナーもプロペラと同じような暗い色で塗られているように見えるのに対し、零戦や天山の写真を見ると銀色もしくは白といった明るい色や、茶色のプロペラとあまり変わらない暗い色で塗られたスピナーどちらも確認できます。陸軍機、海軍機の規定の違い等があるのでしょうか

上記ご教示頂けると幸甚に存じます。
1106 フランスのアミオ143について質問です。
英/仏の解説文中において143生産機の正式名称はAmiot 143 Mとなっており、このこの「M」が試作機Maquetteや海軍配備Marineの意味とも思えないので、BCR機を表すMultiplaces de combatの頭文字だと考えています。
しかし、フランス空軍機の名称(ディジグネーション)法則では一般的に、機種を表す数字の後に機体用途を表す英字、そして最後に乗員数を表す数字が付きます。
例えばMS.406は単座戦闘機なのでMS.406C1となり、ブレゲ693は二座の襲撃爆撃機なのでAB2が付きます。
にも関わらず、アミオ143のみが正規のディジグネーションにおいて乗員数を表す数字がありません。
これは何故なのでしょうか?
乗員数が140を作ったProgramme M4当初の4人から143受注時の5人に変化したことと関係があるのでしょうか?

なお、Web検索では乗員5人で夜間爆撃に使われたことから「Amiot 143 Bn5」が正しいディジグネーションであるかのように書いているページも見つかりましたが、こちらは確かな文献での裏付けが取れておらず、疑っています。
1107 中島誉21型(ハ45・11/NK9H)の運転制限についての質問です。推論でも結構ですので色々御意見を承りたいと思います。

1、運転制限の内容は、以下のように最大ブースと圧と最高回転数を誉11型(ハ45・11NK9B)相当にするという理解でよいのでしょうか?
NK9H NK9B
離昇ps/rpm/mmhg/m 2000/3000/500/0 1800/2900/400/0
公称 1860/3000/350/1750 1650/2900/250/2000
公称 1620/3000/350/6100 1460/2900/250/5700
酣燈社 中島飛行機エンジン史より

2、それぞれの額面性能を保証するガソリン・オクタン価はいくらなのでしょうか。
3、以上はいつごろから、だれがどのような形(たとえば操縦者へのマニュアル指示のみor機構的な変更を含むもの・・・等)で実施・管理されたものなのでしょうか?
4、それはいついかなる対策によって解除されたものなのでしょうか。つまり終戦までに誉21型は運転制限が解除されて実戦に供されることはあったのでしょうか?

1108 九六式艦戦と零戦二一型について質問なのですが
この2機種をそれぞれ始めて配備した空母はどの空母だったのでしょうか?
また九六式艦戦の初戦果はいつだったのでしょうか?零戦の初戦果は有名ですが九六式艦戦の初戦果はあまり聞かないのでご存知の方がいらっしゃればご教示御願い致します
1109 ホーカー ハリケーンについて。

@WACのDVDで、ハリケーンはコクピット床を冷却系が通っているためコクピット内が非常に暑いとパイロットが語っていますが、ハリケーンはアフリカでも活躍していますよね。

そのままではパイロットが熱中症になりそうなのですが、どのような対策が講じられたのでしょうか?(とはいえ、これはハリケーンに限った問題ではないと思いますが。)


Aハリケーンの解説で、"羽布張りのため被弾に強かった"というのをよく聞きます。
弾が羽布の外皮を貫通するだけで致命的な損傷を受けにくいという事だそうですが、その説明だと、単に当たり所の問題であり、金属外皮でも同じ事がいえてしまうように思うのですが。

説明を聞いて自分が想像したのは、
羽布だと反対側まで貫通する事が多いが、金属外皮は機内に入った弾が反対側の外皮を貫通せずに内部で跳弾して、運が悪いと内部の重要な機器を損傷してしまうリスクが高い。
という事かなと思ったのですが。

実際のところ、羽布張り構造が被弾に強いというのは、どういう理屈によるものなのでしょうか?

ご見識をお持ちの方、よろしくお願いいたします。
1110 連続での質問お許しください。


ソ連 木製機について。

ヤコブレフなどのソ連木製機は、パネルラインがありませんよね。
木製だからパネルラインがないとの事ですが、金属製でもパテ埋めすればパネルラインなくなりますね。(うろおぼえですが、たしか空気抵抗低減のためにパテ埋めした金属機があったと思います。)

木製はパネルラインがなく、金属製はパネルラインがある。
この違いはどのような事からくるのでしょうか?

ご見識をお持ちの方、よろしくお願いいたします。
1111 戦前〜大戦期のイギリスの陸軍直協機について質問です
イギリス陸軍が本当に自前の直協機部隊を持ったのはオースターAOP部隊が最初で
その前のヘクターやライサンダーの部隊はRAFの管轄だったわけですが
空軍が管轄するこの直協機部隊は肝心の陸軍直協作戦で
他国のような陸軍の下に付く直協機部隊と遜色ない運用が出来たのでしょうか?

勝手な偏見ですが、直協機部隊が空軍所属だと
軽爆撃機のように最前線そっちのけで空軍独自の爆撃作戦にばかり使われたり
前線航空管制のシステムが他国より遅れていたりしそうです
1112 EF-111はEが先でFB-111はBが後なのは何か意味があるのでしょうか
1113 日本海軍艦上機の機番号についての質問です。

母艦航空隊の場合、艦戦は100番台、艦爆は200番台、艦攻は300番台の機番号が
割り当てられることが多いですが、いずれの機種も母艦一隻あたり18〜27機前後
の搭載定数に対して、下2ケタが40〜50番台の機体が写真でも幾つか存在します。

例を挙げると、「女学生全日本號」で有名な九九艦爆「AII-256」号機は、操縦の
山川新作氏の著書を読む限り、真珠湾攻撃時に「加賀」艦爆第三中隊三番機として
出撃しています。小隊や中隊ごとに番号を整理していたようには思えません。

このような機番号の振り方には、何かルールが存在したのでしょうか。
1114  今日のMRJの初飛行には自衛隊機が寄り添っていましたが具体的には何をするためでしょうか?
 
飛行中の状態を連絡するとか、飛行中の状態に異常がないか自衛隊機から撮影するなどをおこなっているのでしょうか?

MRJ側からの依頼でしょうか、それとも国側が認可のための安全チェックのために同行させたのでしょうか?

民間機のテスト飛行には基本的にこのような同行が行われるのですか?
1115 シンガポール空軍のF-5タイガー2は、AIM-120アムラームを何発搭載できるでしょうか。
1116 「零戦は操縦桿が高速になると重くほとんど動かせなくなる、それに比べて米軍の戦闘機は高速でも操縦桿が軽い。」
と、このような記述をよく見かけますけど

具体的に零戦の高速時、低速時の操縦桿を動かすのに必要な力はどれくらいなんでしょうか?
単に重い軽いという表記ではなく 「○○を動かすときの腕力に相当する力」
「○○kgf」などの具体的な数値やたとえた例はないのでしょうか?
できれば零戦以外にもF4Fなどの外国の機体も教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
1117 よく零戦の灰色は青畳色だったとか飴色だったとか議論されてますが…
同時期の艦攻爆はそういう議論されてるのは聞かないというか、こちらはニュートラルなグレイ系の灰白色が定番って事で落ち着いてますよね?
零戦にしても、緑色迷彩が普通になってくると下面色は灰白色みたいですし。三菱の工場から送られてきた時はともかく、部隊配備後も塗料塗り直しなんかではわざわざ灰緑色的な塗料を零戦用にだけ用意してたって事になるのでしょうか?それとも、他の海軍機も灰色部分は実は灰緑色だったりするのでしょうか?
1118 リバティエンジンを搭載した米国製DH4について詳しいことが分かる書籍等は無いでしょうか。
ネット検索を私が掛けた限りでは、本来の英国製DH4とどれくらい性能が違うのか、今一つ分かりませんでした。
1119 雷電の前面防弾ガラスは、実戦部隊では取り外されることがあったということで、そうした防弾ガラスが装着されていない機体の写真を見かけます。
ただ、自分が見る限り、防弾ガラスが付いている機体の写真のほうが多いと思います。

取り外すにはいろいろ理由があったのでしょうが、具体的にはどういった理由だったのでしょうか。また、どういう権限で取り外しを指示したのでしょうか。

1120 トルコに撃墜されたSu24、動画を見る限り、パイロットが脱出したようには見えないないのですが・・
1121 [九五式水上偵察機について]
九五式水上偵察機は上の主翼に後退角がついていますよね。
また、この機は運動性が高いという解説をよく見ます。

上主翼の後退角について、私は「視界を良くするためだろう」くらいに思っていました。ところが最近〈世界の傑作機 No.47 日本海軍水上偵察機〉を読んだところ“その運動性を高めるのに貢献していたのが、著しい後退角をもつ上翼”と解説がありました。

後退角はむしろ安定性が向上しますよね。それは運動性を追及する事とは相反するように思えるのですが。

そこでいくつか質問があります。
➀ 九五式水上偵察機の後退角が、この機の高い運動性に貢献したのは本当でしょうか?
➁ ➀の回答がYesなら、どういう理論でそうなるのでしょうか?
B ➀の回答がYesなら、それは高い運動性を持たせる事を意図して後退翼に設計したのでしょうか?それとも別の目的で後退角をつけたら結果的に運動性が向上したのでしょうか?
C ➀の回答がNoなら、なんのために後退角をつけたのでしょうか?

お詳しい方がおられましたら、ご教示いただければ有り難く思います。
1123 雷電のことですが、もし振動問題を後回しにして、火星13型の3枚プロペラの14試局地戦闘機のまま正式採用してたら、もっと活躍できてたのではないでしょうか
1124 以前のAns.Q航空1060において、
日本では昭和10年に実験を行い、その結果として、飛行甲板破壊だけでは敵空母の発着艦能力を長時間制圧できるほどの効果はない、しかし、艦爆の25番急降下爆撃で防御鋼鈑を抜くことは可能なのでこの方向での能力を高める、と方針化しています。
と片様から回答を頂いたのですが、これについて質問があります。

1.飛行甲板破壊だけでは敵空母の発着艦能力を長時間制圧できるほどの効果はない、とは長時間とは具体的にどれくらいを指しているのでしょうか
(当日レベルで復旧とか週間単位での復旧とか、ドック入りレベルなのか、など)

2.飛行甲板破壊だけでは敵空母の発着艦能力を長時間制圧できるほどの効果はない、と日本海軍はしていたのに、飛行甲板破壊だけ日本空母の発着艦能力を長時間制圧されてしまったのは何故なのでしょうか
単純に、250kg爆弾の見積もりだったからで1000lbs爆弾だと話は別ということなのでしょうか

以前の書き込みについてで申し訳ありませんが、大変気になっているのでよろしくお願い致します
1125 米国軍用機の国籍標識の変遷について質問いたします。

国籍標識は主に他国のものとの明確な差別化または識別性などの観点から運用後に変わることは珍しくありませんが、米軍のそれは国旗の3色を使った単純なラウンデルから同色使いで丸と星を重ねる差別性・識別性の面で決定版ともいえる「星のラウンデル」に変わってからも、中央の赤丸が無くなり、ラウンデルの背後にバルケンクロイツの1要素ともいえる白横バーを重ね、そして横バーに赤線を重ねて今の意匠(低認識型はこれをグレーのモノトーンにしただけですのでとくに言及は求めません)になっています。

この「星のラウンデル」の改良は識別性などの実務的な意味ではなく、別の理由があるように感じているのですが、もしそうであればご存知のことを教示いただければ幸いです。
1126 ソビエトのSu-7フィッターは、wikipediaに
「当初Su-7は小型の前線戦闘機MiG-21Fに対し大型の前線戦闘機として開発され、1955年に初飛行を行った。しかしながら、次の生産型Su-7B以降戦闘爆撃機として開発を進めることになり...」
とあります。

低空での性能の良さを買われて攻撃機として発展していった事は分かるのですが、それでは必要とされたはずの"大型の前線戦闘機"というポストが不在になりますよね。
MiG-23はずっと後ですし、そうなるとSu-7に替わってこの時期の"大型の前線戦闘機"を担った機種を私は知らないのですが、"大型の前線戦闘機"というポスト自体が不要になったのでしょうか?
あるいは、Mig-21が変貌していったのはこれを担うため、とかでしょうか。

お詳しい方がおられましたら、ご教示いただければ有り難く思います。
1127 米英からソ連にレンドリースされた機体、具体的にはスピットファイアとエアラコブラの装備について質問します。これらの機体ではシートベルトやパラシュートはオリジナルの物が使われていたのでしょうか?それともソ連製のものに換装されていたのでしょうか?あるいはどっちもアリなのでしょうか?ぜひ知りたいので、識者の皆様どうか教えてください。
1128 疾風の資料を読んでいて思ったのですが、水メタノールは自動で起動していたような記述がありました↓

http://www.warbirds.jp/siryo/frank.htm より

>>5. 吸入圧 +125mm(約 35Hg)からメタノールが噴射が始まる。ミリタリー馬力(+250mm - +400mm)でのメタノール消費率は通常 150 リットル毎時である。吸入圧 +125mm 以上でメタノール噴射が行われなかった場合、シリンダーがオーバーヒートする。メタノールを使い切った後にも運転を続けるとメタノール・ポンプが焼きつくので注意が必要である。

ということは疾風はスイッチ等で水メタノールを起動するのではなくスロットルを開けると自動で水メタノールが噴射されていたのでしょうか
1129 マッハ2級の飛行機で機首インテークの機種(MiG-21、ライトニング、Su-7など)がありますが、機首のショックコーンによる一段階の減速だけでマッハ2の超音速流の減速が十分に出来るのは何故でしょうか?

お詳しい方、是非ともご教示ください。
1130 凧について、二つほど質問があります。

@凧は、日本の法律では「航空機」に含まれるでしょうか。
我が国の航空法では、飛行機・回転翼航空機・滑空機・飛行船の四種類を航空機として定義しており、発動機を装備せず、自力滑空が出来ず、ガスも回転翼も搭載していない凧は「航空機ではない」と解釈できそうですが、実際はどうなのでしょう。

A以下の条件で凧揚げを実施する場合、その到達高さを制限する法律はあるでしょうか。あるとすれば、どこまで上げてよいか理由とともに教えてください。
・航空交通管制圏外。
・進入表面、転移表面、水平表面、延長進入表面、円錐表面、外側進入表面のいずれも該当しない。
・最寄の航空路(下記URLの画像参照)から50km程度離れている。
http://gazo.shitao.info/r/i/20151214221314_000.jpg


以上、わかる方がおられましたらご回答よろしくお願いいたします。
1131 皆さんの考える総合力No.1(性能だけではなく運用性や整備性・コストパフォーマンスなど文字どおりの総合力)の戦闘機はどの機種だと思いますか? 僕はF−15イーグルかF−16ファイティングファルコンだと思います 
1132 航空機そのものではなく航空戦史ですがこちらで質問させていただきます。
1940年のフランスの戦いにおいて、フランス空軍の旧式爆撃機群は少数の昼間爆撃やドイツ西部への夜間工場爆撃の例を除き「独軍飛行場・通信線への夜間爆撃に徹した」と言われますが、その出撃規模や具体的な戦果については英語でググった程度ではわかりませんでした。
この夜間爆撃作戦の詳細について読める資料はないものでしょうか。出来れば英語がいいのですが、無ければフランス語資料でも構いません。
1133 最近、イスラム国への空爆の動画で久々に見た『バックファイア爆撃機』ですが、私が子供の頃 1980年前後は確かTu-26だった気がしたのですが、今はTu-22mです。何で変わったのでしょうか?
1134 アメリカ陸軍航空隊で、ドーントレスやヘルダイバーをA-24 A-25として採用しました件について、いくつか疑問がありますので質問させていただきます。

(1)書籍などでは、採用したものの効果的に用いる事なく持て余した、というような解説を見かけます。明確な意図があって採用を決めたはずと思うのですが、結果的に持て余す事になった理由はどのような事が挙げられますでしょうか?

(2)本来、近接支援を真剣に考えるべき陸軍が、自前で急降下爆撃機の開発調達をしていなかったのは何故なのでしょうか?

ご回答よろしくお願いいたします。
1135 私はミサイル万能論者ではないのですが、ミサイル関連の技術が発展した現在でも、戦略核の運搬手段としてのB-52、B-1Bなどの有人爆撃機は、数は減るけど0にはなりません。ミサイルでは賄えない何かがあるのでしょうか?
1136  ロシアのエクラノプランについて質問です。

 着水時は主翼が水面に接していますが、どれくらいの波高での離着水に対応できるのでしょうか?

 カスピ海でしか使わないので、外洋のような高い波を想定していないのは容易に想像できるのですが、カスピ海でも1〜2年に一度くらい風速20m/sの暴風を伴う嵐が起きて最大波高4〜5mくらいの波が発生するそうですし、ルン級エクラノプランの艇体は喫水が2.5mもあるそうなので・・・
1137 旧軍機のタンクの問いなのですが、容量が9.6リットルで紫電とすればどのタンクか判りますでしょうか?
私の引出しでは零戦しかないものですから、作動油タンクでは容量が多いのでプロペラ防氷装置液のタンクかな?としか思い浮かばないです。
お分かりになる方いらっしゃいましたら宜しくお願いします。
1138 誉で問題となった、星型エンジンの混合気分配の不均一による異常燃焼は、アメリカやイギリスの同型エンジンでは、どのような方法で解決していたのでしょうか?
1139 ちょっと変なことを思いついたので、質問します。
P51では、冷却器がラム推力を出して高速に貢献してましたよね。
飛燕もしかり、では、更に高温のエンジンを直接空気で冷却してた空冷エンジン機では、ラム推力は利用されてなかったようです。
ですが、実際には発生していてもおかしくはないてすよね。
これは、現実にはどのような影響を及ぼしていたのでしょう!?
又は、利用されていたのでしょうか?
1140 昨日1月11日に、米軍のB52戦略爆撃機が、グァムから飛来し、米軍・韓国軍の戦闘機と共に、ソウル南部を飛行しました。これは、6日に行われた北朝鮮の核実験に対して、牽制・抑圧のようです。
お聞きしたいことは、なぜ戦闘機が一緒に飛行するのですか?
B52単独では、防御が脆弱なため、戦闘機が護衛するためですか? あるいは、多数機が飛行して、示威効果を高めるためですか?

1141 以前から気になっていたのですが、水上偵察機「紫雲」の最大速度468 km/hについてお尋ねします。
いろいろな新機軸を盛り込んだ機体なのに、あまりパッとしないのです。
攻撃力満載の「瑞雲」が448 km/h。旋回性能も重視する水戦「強風」が488.9 km/h。いろいろハンディがあろう「晴嵐」が474 km/hと言われてます(これは水冷ですが)。
いったい、どこがよくなかったのでしょう。出力、翼面積をみても得心がいきません。
また、わが水上機に比べて、「SCシーホーク」の503.7 km/hも胡散臭いのですが、どうして発揮できたのでしょう。

1142 1134の続きのようで、申し訳ございません

米海軍・海兵隊は、バンシーやパンサーが実用化されると、速度や運動性能に勝るベアキャットをさっさと退役させて、より古いコルセアを残したために、朝鮮戦争ではスカイレイダーと共に、コルセアも活躍したとされていますよね。

しかしながら米空軍は、シューティングスターやサンダージェットが実用化されると、インベーダーを除いて、大戦中に対地攻撃で活躍した実績を誇る空冷の、大量の古いサンダーボルトやミッチェルを退役させて、より新しくて(爆装で著しく低下してしまう)速度や航続力や運動性能を有するものの、対空火器に脆い水冷のマスタングを対地攻撃用に残した理由が、まだ全く納得できません。

先のBUNさまの明快な御回答のような、小生にも理解できる解りやすい御解説を、何卒宜しくお願い申し上げます。
1143 スタビレーターの前の胴体側面に付いている、スマーフと呼ばれるフィンですが、これがあまり普及しなかった理由は、どのような事が考えられますでしょうか?

ご見識をお持ちの方がおられましたら、ご回答いただけますと幸いです。
1144 零戦など、WW-2期の日本機のプロペラの翼型が何であったか、ご教示ください。

川崎の造船学会における講演資料を見たところ、
どうもクラークYのグラフの資料が一番充実しており、
陸軍系のプロペラ翼型はコレか、と辺りをつけてた次第でした。
1145 零戦が艦載戦闘機として、艦隊の脅威になる敵の攻撃機、特に大型航空機の撃破を目的に当時としては大口径の20mm機関砲を搭載したことは、極めて当然のことと思うのですが、大戦中を通じて12.7mmの多連装で押し通した米海軍にはそういう考えは無かったのでしょうか。
1146 度々の質問となり恐縮ですが、とても気になる疑問が発生いたしましたので、宜しくお願いします。

二式単戦の設計について、wikipediaの項に、このようにあります。
『設計者の一人糸川英夫はブランコに乗る二人の子供を見て、縦と横の運動が互いに連動せずに切り離された操縦系をもつ機体(パイロットが縦の操作や横の操作を行った時、機体は余分な動きをせず、その操作のみに反応する。)を発想し、この構想から本機は水平尾翼のかなり後方に位置する特徴的な垂直尾翼をもち、機動から射撃の体勢に移ったときの安定性を高めている。このため射撃時の据わりがよく、機関銃・機関砲の命中率が高いと好評であった。この構造は後の四式戦にも受け継がれた。』

(1)これが、逆(垂直尾翼が前、水平尾翼が後ろ)にずれている場合であっても、縦と横の運動が切り離されるのでしょうか。
(2)二式単戦や疾風ほどに大きくずれているのは他にはなかなか見掛けないのですが、この設計が普及しなかった理由は、どのような事が考えられますでしょうか。

ご回答いただけましたら幸いです。
1147 宜しくお願いします
雷電の継電器箱(自動消火装置管制装置)を手に入れたのですが「恵20.J2」の表記が後付で張ってあります。
(写真は画像掲示板2に投稿いたしました)

この意味合いとしては恵式20粍が4丁装備となったJ2M3雷電21型からの装備の表記で宜しいのでしょうか?

急遽明日所沢航空発祥記念館に展示予定となり、私の知識ではキャプションに難儀しておりますので頼った次第ですいません。
1148 初質問です。宜しくお願いします。

帝国陸軍機の防弾について

@陸軍の戦闘機や爆撃機はセルフシーリングタンクと防弾装甲を装備していますよね。そこで気になるのですが、自動消火装置の採用には消極的に思われるのですが、自動消火装置を搭載した機体はありましたか。
A鍾馗の13mm防弾装甲がAN-M2の射出する12.7mm弾に対して無力だと米軍に鹵獲されて評価されたらしいですが、隼も飛燕も疾風も13mm装甲ですよね。ということは帝国陸軍機の装甲は12.7mm機銃には無力なのでしょうか。飛龍のでさえも無力なのでしょうか。普通、13mmも装甲があれば無力なはずが無いと思いますが…。
1149 いつもROMで楽しませていだいてます。
近頃話題の北朝鮮のロケットについての質問です。
かの国が公開した映像では、打ち上げられたロケットは水蒸気を出していません。(発射台からの消音用水噴射による水蒸気はありますが)
となると、推進剤は何を使っていると思われるでしょうか?
やはり、ヒドラジン辺りになるのでしょうか?
1150 短期間に連続で質問して申し訳ありません。推力式排気管というのは、どれだけの推力を生み出したのでしょうか。隼二型と三二型の事例だけでは、他の改良も混ざってしまうので、全てが推力排気管の効果かと言われれば、そうでは無いですし。零戦の単排気管が間に合わなかった初期生産型と、それ以降の型で比べたいのですが…。

エンジンの排気、14本まとめていくらぐらいになるのでしょうか。「推力式単排気管を装備した四式戦闘機一型乙が660km/hを発揮」という情報も気になります。
1151 昭和17年に陸軍はLaGGを捕獲しテストしていたようですが、この時入手したであろうShVAKとブレジンには何ら関心も示さなかったのでしょうか。
1152 またまた三連続で質問申し訳ありません。この質問が済めば暫くROMる事にします。私はもともと帝国陸軍機が大好きなのですが、その中でもお気に入りが、四式戦闘機疾風です。その疾風なんですが、「昇降舵が重い」というのは承知しています。一式/二式/三式&五式戦闘機とは全く異なる操縦性思想の元に設計されています。だが、「日本人の手ではいくら引いてもビクともしない」と評される欧米戦闘機は、皆さんご存知の通り高速旋回性能に秀でています。対して、舵の軽い零戦は「180ノット以下ではF4F/M、F6Fに勝るが、200ノットでは逆転する」という衝撃の米軍TAICレポートがあります。零戦は他の要因もありますが、一式戦でも似た様なものです。四式戦闘機疾風は、欧米機の様な高速旋回戦闘機だったのでしょうか。私が一番気になるのはその点です。日本軍の今までの舵が軽い重いは、低速での話であり、疾風は、「低速では重いけど、高速でも旋回出来る様に動かせるよ」という機体だったのでしょうか。操縦系統の話は、P-40が一番分かりやすいと思います。P-40は、低速では操縦が鈍重ですが、高速でも動かせ、低空高速旋回はかなり得意でした。戦史叢書の中国大陸戦線戦訓では、四式戦は「P-40と旋回性能はほぼ同等」と書かれています。型は分かりませんが、私は、四式戦闘機が低速では鈍重と言われるかも知れないが、高速旋回戦闘にある程度追従し得る初の日本軍戦闘機であったと考えています。皆さんは、四式戦の高速旋回戦闘については、どれだけのものであったか分かりますか。

また、蛇足ですが、出来ればもうひとつ答えていただきたい事があります。操縦系統の重さと速度です。操縦系統が軽い設定(隼など)は、低速では軽い力でガシガシ動かせるが、高速では空気圧に負けてしまう。重い操縦系統(P-40など)は、重いが、空気圧に負けないパワーがある。つまり、前者は軽い力で動かせるけどパワーはスカスカの軽いギアの状態であり、後者は力を要するがパワーがある、重いギアの状態、と見て良いのでしょうか。長文、大変失礼しました。以上です。どうか回答お願いします。
1153 いつもお世話になっております。

F-16は、F110エンジンに適合するために大口になりました。
エアインテークの開口面積や形状等とエンジンとの関係はシビアである、という事がいえるかと思います。(超音速機は特に)

一方で、エアインテークの改設計をせずにエンジンを替えた機体もありますよね。それらの機体は、後のエンジン換装を想定して予め余裕を持たせた設計をしておいた、という事なのでしょうか。

ご回答いただけましたら幸いです。
1154 質問連投、申し訳ありません。暫くROMるというのは撤回させていただきます。質問内容は、「零戦二二型のバランスタブ復活、及び五二型での撤去」についてです。補助翼バランスタブがあると、吉村昭さんの著書によると、高速で主翼のたるみがひどく低下した状態でも操舵してしまう、ありました。二一型の下川事件以降、これは廃止されていましたが、二二型及び二二型甲で復活しましたよね。そこで質問なのですが、高速時の横転において、一一型がまともであり、故にシェンノートからあれだけ本国へ警告が行っていたりした。つまり、零戦の欠点の一つである「補助翼が225km/hまで軽いが、それ以降重くなる、が当てはまらない機体だったということですよね。実際のところ、一一型の補助翼のそれは「危険」なのを言い換えたに過ぎません。しかし、二二型で復活した際はバランスタブにまでマスバランスを取り付けました。私としては、高速横転は二二型がベストだと思うのですが、やはり五二型で撤去された以上、欠陥はあったのでしょうか。横空も二二型なんてマイナー機は扱ってませんか?何か二二型のバランスタブについての情報・報告、五二型での撤去についての経緯の記述・文書など、ご存知ありませんか?とても見づらい文章になって申し訳ありません。
1155 質問の連投で、「そろそろこいつの質問多くてウザいな」と思われていたかと思いますが、質問させていただきます。
二号銃の反動が零戦に与える影響についてです。
「20mm機銃の反動で主翼がしなって明後日の方向に散る」という説がありますが、どうやらこれはネット普及後に急にわいて出た新説なんだと聞きました(昔の話は知りません。あくまで伝聞)
しかし、一号銃の空中射撃は良好だとの資料はすでに教えてもらいました。

そこで、二号銃の空中射撃はどうだったのか、実際の情報を教えていただきたいです。
空中射撃テストの情報などを教えて下さい。

そもそも、板状の構造体だからブレは翼端で最大となりますよね。主翼も翼端にいくにつれて薄く細くなっていく。言い換えれば根元に行けば厚くなる。だから、全幅に対して3分の2以上内側にある部分がそう簡単にグニャグニャいくはずがあるのかという疑問もありますし、よく言われる「紫電の命中率に不満は出ていなかったから零戦の強度が云々…」とかいう解説も、そもそもが零戦の二号銃の命中率に不満が出ていると決めつけてかかっていますよね。
この謎理論、真相はどうだったのか知りたいです。お願いします。



1156 宜しくお願いします
零戦は1号銃を装着された32以降のタイプで2号銃を積むために改修キットが用意されていましたが、現在では機銃単体での当時写真で数枚、残骸で(河口湖と大刀洗)の展示機銃、完全物ではFHC(フライング・ヘリテージ・コレ)の機銃展示品と、どれも機銃単体でしか確認できないと思われます。

そこで当時の写真か残骸等でも良いので実際に改修キットで装着された機体を探しています。
ご存知の方は掲載先等なんでも良いので情報頂ければ幸いです。
(海没2号銃装着32型引揚時の米軍レポートは見ています)

また21型では60発弾倉使用ならば改修キットを使用してそのまま装着できそうですが、2号銃に60発の弾倉が付いたのか?それとも機体側を100発用バルジに改造して変更出来たのかどうかも教えて下されば幸いです。
1157 もっと素晴らしい日本機が沢山在るにも関わらず零戦の事だけ聞いてすいませんが宜しくお願いします。
画像掲示板2に先ほど掲載させて頂いた、写真の着艦フック格納部の中間地点の黒線についてですが、確定資料等ご存知の方いらっしゃいましたらご教授頂ければ幸いです。

他、胴体尾部表記等でココノセルは有名ですし、更に末端下面のジャッキアップポイントにて黄色の表記が10cm角で表記されていることは分解梱包時の鮮明写真にて知られている事と取説から確定可能だと思います。(黄色は残存機体より確認)
しかしこの着艦フック開口部の黒線については不明です、取説を読むと着艦フックを使用しない時の蓋着脱の為のロック部指示の為かとも思えるのですが、蓋の現物も当時の写真も確認していない為確定に至っておりません。
毎度細かい事をすいませんが宜しくお願いします。
1158 零戦対F6Fの空戦について質問です。

@1944年6月にサイパンで鹵獲した五二型と、F6Fが単騎同士の模擬空戦を行い、高速での旋回で上回るにも関わらず零戦に敗北したという話は本当ですか。よくネットで見る話なんですが、事実かどうか自分では見極めきれませんでした。無能…。
A上記の話が事実だった場合。
なぜ零戦に勝てなかったのでしょうか。200ノットで勝るはずなのに。高速での機敏な動きってのはやはり無理があったという事ですか?でかくて重いF6Fがやれば、みるみる速度が落ちていった、なんて事もあり得るのでしょうか。
1159 軍事に限らない質問で恐縮なのですが、
通常垂直尾翼は地上でのことを考えてか重心より上部にありますよね。これでは右にラダーを踏んだ時に左にロールしてかなり不愉快なことになってしまわないのでしょうか。
1. その通りだがかなり小さい
2. スナップロールの原理で打ち消される
3. ヨーにより横滑りが発生するので上反角などで即座に修正される
等を考えましたが、詳しい方いらっしゃったらお願いします。
1160 旧日本軍の航空隊で戦中に飛行機に乗っていた航空兵は、戦後、約何割が旅客機や航空自衛隊や赤十字飛行隊などで、戦後も航空勤務を続けられた傾向にあるのでしょうか。
1161 WWII当時の日本海軍の単発機は、基本的に手動イナーシャスターターでエンジン始動をしていたものと理解しています。この場合、
@二式水戦等の水上戦闘機は、陸上で始動してから水上に進めたのでしょうか。
A戦艦や巡洋艦からカタパルト発進する水上偵察機の場合は、カタパルト上で始動したのでしょうか。そうだとすれば、整備員はどのように配置したのでしょうか。
お手数ですが、よろしく御教示下さい。
1162 攻撃機が機外に魚雷を懸吊した場合、速度低下はどれほどになるのでしょうか。
知りたいのは九七式艦上攻撃機、天山艦上攻撃機、九六式陸上攻撃機、四式重爆撃機です。
1163 キ61飛燕(三式戦)の取扱説明書、又はそれに類する資料についての質問です。

現在、飛燕の降下限界速度について調べており、これについては過去スレにあるように丸メカや世界の傑作機シリーズで確認できるように850km/hと設定されていた可能性が非常に高いと思っています。
しかし、いずれも二次的な資料であって一次資料の確認についてはまだ私はできていません。

イラストレーターの鈴木幸雄氏が取扱説明書を保管しており、日本航空協会がそのデータを所持していることまでは突き止めましたがそれそのものの画像やデータを確認できていません。
Wikipediaの議論ページにおける航続距離に関する議論からの情報によりますと「精密図面を読む10 101,107頁」に陸軍航空審査部三式戦闘機取扱法が一時資料になったという記述があるのですが、この書籍に降下制限速度に関する引用や記述はありますか?
もし所持している方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
絶版図書なので入手できていません。
精密図面10には飛燕、飛燕II型、五式戦が収録されているので、できればそちらのほうが良いのですが精密図面1にも飛燕I型乙が収録されているようです。
こちらに関しては現在取り寄せている最中ですが、やはり10のほうが収録されている機体が多いので記述されている可能性は高いと踏んでいます。

そのほかにも、取扱説明書における効果制限速度に関する記述を引用してある資料をご存知の方がいたら教えて下さい。

よろしくお願いします。
1164 栄発動機二一型の気筒を入手して整備完了致しました。(画像掲示板2にアップ)
当初ピストンが突っ込まれた状態で気筒単体で2012年まで埋没していた発掘品で、各所部品が色々と固着していた物です。

分解して判った事ですが事故品でした。
恐らく、運転中ピストン上縁部が上から一段目のピストンリング部を起点として2〜3cm長さの塊で欠ける→欠けた塊が排気バルブを叩きシートごと押し上げ、シート外周に接するアルミ部が1/3程クラックが入る→その後塊は粉砕し燃焼室とピストン上面に打痕多数、と推測しています。

1、この様なシリンダの欠けの不良は当時の報告書等で確認されていますでしょうか?
2、欠ける要因はどの様な事が推測されるでしょうか?
3、もし飛行中にこの状況になった場合どの程度飛行できたでしょうか?
4、下記の出所によって何処での捕獲機体の可能性が在りますか?
以上4点お手数掛け恐縮ですが教えて下されば幸いです。



出所はTechnical Intelligence (ATI)と聞いています。
フリーマンフィールドでスクラップにされた零戦の備品で、ドイツ軍の技術調査プロジェクト "Operation Lusty"で保管となっていました。
戦争も終わり不要となり、滑走路近くにドイツ機部品群と共に大量に埋められた様でその発掘品です。

画像が小さくて判定不能な場合は私のフェイスブック(中村泰三)かミクシイ(A6M232)に一連の写真をアップしていますので見て下さい。
勿論希望される角度の写真が在れば撮影して画像掲示板にアップします。
1165 雷装時や爆装時での流星艦上攻撃機の発艦距離は、RATOによる補正抜きだと合成風力○○メートルで○○メートルと見込まれていた、とかご存知ないでしょうか。艦載機定数の著しい減少は、新型機によるものだとよく云われていますが、ではどの程度酷いものかと気になってしまいました。あの凝ったフラップもさして意味が無かったということでしょうか。
1166 キ119の巡航200ノットにおける航続距離はどのくらいになるとみられますか。
あるいは、同様のコンセプトの機体が昭和16年や17年に計画された場合、どのくらいの行動半径を期待し得たでしょうか。
1167 過給機に用いられる遠心式インペラはどのように製造していたのでしょうか?
1168 紫電or紫電改に関する質問です。
戦時中、祖母は挺身隊の勤労奉仕で川西の戦闘機工場に行き、そこで冷却器で用いる細いパイプの洗浄作業を行っていたそうです。
空冷エンジン搭載機である紫電or紫電改の冷却器とはオイルクーラーの事でしょうか?
1169 百式重爆の1943/6/20に行われた18機での空襲について質問です。

徹底して被弾大破しながらも16機が帰還したこの戦いですが、この重爆戦隊を迎撃したのは20mm×4丁のスピットファイアかどうか、ご存知ないでしょうか。
というのも、陸軍機の防弾は凄いぞという実例が欲しいのですが、スピットファイアは7.7mm装備や混在のものも多くあり、「それ7.7mmばっかり当たってただけじゃない?」の一言で終わってしまいます。

そこでイスパノスイザHS404のみを装備したCスピットファイアかどうかが私にとって重要になってきました。このカテゴリに挙げるべきかは悩んだのですが、航空機のカテゴリなので、こちらにしました。どなたかお願いします。
1170 いつもお世話になっております。

Yak-1などのように、雪原での離着陸のため降着装置をスキーに変更したタイプのものがありますよね。
(1)着陸時どのような方法でブレーキをかけていたのでしょうか。
(2)着陸時そのまま滑って行ってオーバーランした、といった事故が起きた事はあるのでしょうか。

ご存知の方がおられましたら、ご回答宜しくお願いいたします。
1171 日本軍の射爆照準器の件でお尋ねさせて頂きます、宜しくお願いします。

現在陸軍百式を分解整備中ですが保護パットが布製でした、ゴムの物を見た事が多かったので意外でした。
海軍の九八式も両方在る事が確認できています。

そこで質問ですが初期はゴム製、後期は布製等の規定が存在したのでしょうか?
また変更された理由は資料に残っているのでしょうか?

画像掲示板2に参考までに布製オリジナルと複製ゴム製をアップしておきます。
1172 制空権と航空優勢はどう違うのでしょうか?
1173 アジア歴史資料センターで昭和17年6月1日〜昭和17年6月30日 ミッドウエー海戦 戦時日誌戦闘詳報(【 レファレンスコード 】C08030040400)を見て疑問に思った事があります。

イースタン島空襲において、P28に「施設としては大なるものを認めず島の北部に宿舎らしき〜」とありますが、この”施設として大なるもの”とはどう言ったものを指すのでしょうか
施設として大なるものとは航空施設、とりわけサンド島で攻撃したような格納庫や燃料庫などの事を指すのかと漠然と思っていたのですが、イースタン島の主格納庫が攻撃を受けていないが少し気になっています。

単に発見出来なかっただけなのか、それともそもそも航空格納庫は施設として大なるもの扱いされる認識で合っているのでしょうか
1174 毎度すいませんが宜しくお願いします。

WW2半ばごろに日本機の主輪ホイルは一体型から軽易に分解できる型に変更され、サイズが同じものは統一タイプとなっていると思います。

1、統一タイプへの変更時期を知りたいのです。(合わせて資料名が解れば非常に助かります)
2、600×175サイズは飛燕・零戦で統一タイプを確認していますが、他の600×175の同サイズの機種が知りたいです。キー44等・・

以上宜しくお願い致します。
1175 ソビエトの戦闘機ポリカルポフ I−16ですが
第二次大戦開始後に生産を再開したとのことですが
すでに生産終了している旧式機を再び生産した理由はなんでしょうか?

よろしくおねがいします。
1176 四式戦の上昇力について質問です。
四式戦は二式戦二型と同等レベルの5000mまで4分半以内の上昇力を要求されたようですが試作機の記録で5000mまで6分26秒という物が四式戦の上昇力とされているようです。
この数値は要求から見てかなり悪い数値の様に思えますがこれに対する陸軍、中島の評価はどのような物なのでしょうか?
最大速度と同じように発動機が本来の実力を発揮していない段階だから良しとされたのでしょうか?

それと日本機の上昇時間の測定は公称出力で測られると記憶していますがこれは
四式戦や五式戦等の水メタ噴射の発動機を積んだ機体でも変わらず公称出力での測定なのでしょうか?

よろしくお願いします。
1177 OH-1観測ヘリが高価な事はよく言われますが

生産数が少ないから高くなったのか、高いから生産数が少なくなったのか、どちらでしょうか。
まるで鶏が先か卵が先かの例えの様ですが、気になります。
250機の予定がOH-1が高いせいで…と言われますが、最初からやる気があったとは考えていません。あのままのペースだと半世紀かかっても更新は終わりません。
1178 質問連投すみません。
隼三型で機体強度の強化はあったのでしょうか?
エンジンおよびタンク追加に付随した補強ではなく、それらとは違う補強(主翼など)についてです。
1179 双胴船の事をカタマラン、三胴船の事をトリマラン(トライマラン?)と言ったりしますよね。
胴の数が増えていくとペンタマランとかヘキサマランとか、そういう呼称になるのでしょうか。
実際に五胴で50ノット程度の実験艇もあったりするので、気になるところです
1180 初めまして、書き込みさせて頂いています。
調べものをしていて行き詰ってしまいました。
下記について、良かったらご助言など頂けましたら有難いです。

沖縄戦時の特別攻撃隊のなか。
1945年3月26日に慶良間諸島周辺に特攻散華された
誠第17飛行隊の99式襲撃機の
機体塗装や部隊マークが知りたいのですが
なかなか見つからないです。

誠17飛行隊については
このように調べてみました。

石垣島出身の伊舎堂用久大尉が有名なので
彼の本「千尋の海」や
地元新聞に連載された記事を全部集めたり。
鹿児島知覧の特攻平和会館の展示物や、そこの学芸員とのやり取り。

いずれも隊員遺影や文献ばかりで
機体塗装や部隊マークについては書かれていませんでした。

陸軍特別攻撃隊は大抵、個性豊かな機体塗装をまとって出撃しています。
また、誠第17飛行隊は沖縄戦時における特別攻撃隊第一陣なので、
如何に僻地である石垣島陸軍白保飛行場発進だったとしても
一葉の写真位はあるはず、と望みを持っています。

最後まで読んで下さって、どうもありがとうございます。
もし宜しければ、ご助言など頂きたく重ねてお願い致します。
1181 海軍航空教範という本の航空講義の章に記載の、攻撃機の実用可能な航続距離の表について質問です。
これらの数値はおそそらく雷撃時のものなのでしょうけど、何機の編隊にて計測されたものなのでしょうか。
また直掩の戦闘機隊との集合も勘案されての数字なのでしょうか。
陸攻と艦攻が同列に扱われているので不思議に思われます。
1182 気温変化について質問させていただきます。
旅客機で気温30℃以上の場合離陸が危険という記事を
読んだおぼえがあるのですが、零戦や一式陸攻など
第二次大戦の頃の飛行機にそういった気温変化による
揚力変化に対する注意事項はあったのでしょうか。
よろしくお願いします。
1183 ガソリンエンジンを用いた自動車やオートバイでは、回転数に応じて自動的に点火時期を変えています(回転数が高い時は、点火時期を早くする)。また、古い年代のエンジンでは、手動で点火時期を調節していた事は理解しております。ここで、航空機用のガソリンエンジンでも同様に、回転数に応じて点火時期を変えていたのでしょうか?
ネットから取得した キ-84やP-51の操縦マニュアルでは、点火時期については触れられていません。その理由として、
@自動進角なので、敢えて記述する必要が無い
A航空機用のガソリンエンジンは高くても3000rpm程度なので、固定進角でも問題ない
が考えられますが、如何なものでしょうか。御教示いただければ幸いです。
1184 先日、某MMOコンバットゲームにおいてノースロップ社の夜間戦闘機P-61を操縦した際、ロール時にエルロンに加えてスポイラーを使用していることに大変驚きました。スポイラーを装備しているのは近年のジェット戦闘機や旅客機だけだと思っておりましたので……それにP-61の場合、エルロンは極端に小さくスポイラーを主として使用しているように思えました。
そこで質問なのですが、航空史においてスポイラーを初めて装備したのはどのような飛行機なのでしょうか。御存知でしたらご教示いただけると幸いです。
1185 零戦の上昇力に関してお伺いしたいのですが、一二試艦戦のテストで高度1万メートルまで28分というのを見たことがあります。 これはテストゆえ武装を積んでないからでしょうか? 陸軍の三式戦が50分くらいかかって1万メートルにあがるとか、雷電より零戦のほうが高高度性能が良いとかいうのを読んだことがあるので翼面荷重の軽い零戦のほうが実質的な利便性があったのでしょうか? また零戦でも過給機を高高度用に調整した部隊はどこでしょうか? 宜しくお願いします。
1186 1164で栄21型ピストン破損(吸気バルブ側)で質問した事ですが、同じ事例がありましたので報告させて頂きます。
不適切でしたら削除お願いします。

新たに後列シリンダを手に入れてピストンを抜いたのですが、前回の前列シリンダと同じピストン排気バルブ側が欠けていました。
前回物より程度が良い為、表面の溶解?しかけが判りました。
よって以前の物もピストン吸気側が溶解痕有で良いかと思われます。
ただし今回の物は排気側でも若干溶解痕が確認できています。
(画像掲示板にアップしておきます)

以上報告まで、失礼しました。
1187 どうもこんばんわ。なんとなく思いついてしまったことがあるのですが…
いわゆる爆零戦は重くて、レイテ・マリアナの際もいっぱいいっぱいな感じで離陸していったとは戦記で読みますけど、これって二五番爆弾1発+統一型増槽(200L)×2フル装備の場合ですよね?素人考えですが、翼下増槽無し・胴体下に300L増槽に代わって250kg爆弾搭載のみなら、増槽付き発艦する通常の零戦の重量に近くなると思うんです。片道200海里前後の進出で単純に往復400海里(740km)と計算するなら、二一型が増槽抜きの正規重量で約1400km+全速30分飛べるらしいので、爆弾250kg分の重量で多少食われるとしても往復400海里飛べないという事はなさそうな気がします。当時置かれていた状況(訓練機会の不足やアウトレンジの必要etc)はさておくとして、もしも爆装零戦を空母戦力として普通に運用しようとしたら意外に増槽無しでもなんとかなったりはしないものでしょうか?
1188 最近、ISとの戦闘で使用されたと少し評判になった、OV-10ブロンコですが、採用にあたってのコンペでは、スペックが上のコンベア モデル48チャージャーじゃなくブロンコが選ばれてます。
なぜブロンコが選ばれたのでしょうか?
1189 マリアナ沖海戦の戦訓でにおいて爆戦はあくまで艦爆の代用であり、早急に優秀な艦爆におき替えるべきという意見があるそうですが、http://ansqn.warbirds.jp/logs-prev/A001/A0005442.html
一方で日本陸軍やアメリカ陸軍の航空隊、ドイツ空軍などでは単発爆撃機が戦闘爆撃機によってとってかわられました。これは地上目標を相手にするのか空母機動部隊を相手にするのかの違いによって(急降下爆撃を行う専門の機体が必要といった理由などで)生まれたのか、爆戦の当時の戦闘爆撃機としての性能不足なのか(誉搭載機の爆装可能な機体ならば艦爆をある程度置換できたのか)どちらなのでしょうか?
1190 第二次大戦後期の夜間戦闘機の後方武装について。
一般に双発複座の軍用機の場合、後席には後方を射撃する武装があるのが普通だと思うのですが(結局未装備に終わった百式司偵三型にも、一応支持架取付部はありますし)、ドイツのHe219「ウーフー」、日本の月光11型甲には後席に後方武装がありません(試作機段階は除く)。これは夜間戦闘機という性質上、後方よりの脅威を考慮しなくて良いとされたのでしょうか?ただの東西の偶然の一致なのでしょうか?どなたか両機が後方武装を採用しなかった理由についてご存じでしたら、どうか教えてください。
1191 帝国海軍の偵察機運用について質問なのですが
偵察機が索敵・偵察する際には「昼間なら高度何mぐらい、夜間なら高度何mぐらい」とある程度の目安などがあったのでしょうか
それとも搭乗員の判断に全て任せていたのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授お願いいたします
1192 アメリカは第二次世界大戦中に航空機用20ミリ機銃の開発に事実上失敗してますが
ホー5のようにM2ブローニングを拡大したりとかはしなかったのでしょうか?
1193 隼の横転性能は低いのでしょうか?
零戦の横転性能にばかり批判が集中しているせいか、隼の方は殆ど聞きません。
三本桁、若干の前進翼、翼武装無し、極めて怪しく黒に近いが「翼の凱歌」における綺麗な横転など、小さな要素はありますが、根本的にはヤワです。
実力のほどはどうでしょうか。やはり低速に限りますか?
1194 雷電の事実上の保険的な役割を負わされた紫電(改)ですが、局戦なのに雷電には無かった対戦闘機能力を獲得しています。これは偶々なのか、元々それともそのような要求があったのでしょうか。
1195 第二次大戦期の特異なピトー管の配置について。
害二次大戦期の著名な軍用機は、プロペラ後流の影響を避けるために速度計測用のピトー管を、左右主翼端に配置をするのがスタンダートというのは以前の質問でうかがったところですが、ごく稀に特異な位置にピトー管を配置している例があります。

@英空軍のモスキート爆撃機/戦闘機は垂直尾翼前端の中段にピトー管を配置しています。

A日本海軍の夜間戦闘機月光は、胴体下面の中心線上に機種方向に斜めに突き出した無線アンテナ柱先端にピトー管が配置されています。

これら特異なピトー管の配置が採用されたメリットと、その後(私の知る限り軍用プロペラ機で)これに追従するものが出なかったデメリットについて、どうか教えてください。
1196 P−51にグリフォンエンジンを搭載する計画などはあったのでしょうか?
1197 先日、テレビで映画「未知との遭遇」を観ていたところ冒頭部分で、アベンジャー雷撃機の操縦席で direct cranking と書かれたスイッチを操作し、エンジンを始動するシーンがありました。この direct cranking とは、電動慣性起動器とは別のものでしょうか。イメージとして、自動車のセルモーターの様にモーターで直接 クランキングするように感じたのですが、如何なものでしょうか。
御教示いただければ幸いです。
1198 以前は議論ボードでお世話になりました。
I-17以降のソ連空軍戦闘機は翼銃を持たない機体が多いですが
その理由を教えて下さい。
一説では技量未熟な搭乗員と性能不足な照準器を補う為モーターカノンと機首銃での安定した射撃を行う事に傾倒したという説もあるようですか。
1199 四式戦闘機の上昇力の質問ではお世話になりました。

今度は紫電改について質問させてください。

学研歴史群像シリーズの局地戦闘機紫電改に掲載されている試製紫電改の搭載標準表と
その直前のページで掲載されている要目表を見ると標準搭載表では3800kg、要目表では4200kgと正規全備重量で400kgの差があります。
燃料タンクの防弾化を反映したものだと考えましたが両表自重は変わらず搭載量が1143kg→1540kgと変化してこの重量差になっているようです。この要目表の1540kgの搭載量の内訳というのはどのようになっているのでしょうか。
1200 太平洋戦争前半において日米の機動部隊は、
日本側は三座機の艦上攻撃機、アメリカ側 複座機の艦上爆撃機
が索敵の主体と思いますが、なぜ日米でこのような違いが起きたのでしょうか

日本の艦上攻撃機が三座である理由は艦上偵察機としての能力も求めたからと思われます。
なら同じようにアメリカも索敵の主体は三座機になりそうに思うのですが、SBD主体であり偵察爆撃機 (Scout Bomber)は複座機です

偵察飛行隊はSBDやSB2U-2など複座の艦上爆撃機で構成されていますが、なぜ日本のように三座機の艦上攻撃機を索敵の主体しなかったのでしょうか

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