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飛行機にとって重心は船以上にシビアで、ずれれば最後ナショナル・エアラインズ102便墜落事故のような惨事になってしまうようです。そこで気になったのですが、C-5からのミニットマン投下のように、あえて機内で大重量貨物を大きく移動させる場合はどういう対策をとっているのでしょうか?調べてみたところ水平尾翼と主翼で燃料をやりとりさせる・・水平尾翼の取り付け角度を変化させる(スタビライザートリム)などなどあるようですが・・C-5やAn-124などは水平尾翼の取付角が動くように見えませんし目盛の表記も見当たりませんし、水平尾翼に燃料タンクの無い機種も多いとのこと。他に手立てがあるのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら御教授いただけると幸いです。 An-325 |
- 重量物空投の際は、重心が動くのは投下時の一瞬だけで、搭載時はちゃんと重心を合わせるはずですから問題ないんじゃないんですか?
あとC-5の水平安定板は動くようになってます。
それと、An-124ってパレットシステムを採用して無いので重量物空投はできないと思ってましたが違いますか?
超音速
- 超音速様、ご回答ありがとうございます。
なるほど短時間なら大丈夫なのですね。確かに映像をを見るとかなりの速度で貨物を放り出していますね。
C-5の水平安定板も動くのですか、恥ずかしながらリサーチ不足でした。
An-124もC-5も役回りは全く同じだろうと思い込んでいたのですが・・「An-124 airdrop」で検索しても実例がヒットしないところをみるとおっしゃる通りAn-124は物資の空中投下はできないようですね。なぜ空中投下能をパージしたのか見当が付きませんが・・
An-325
- 話はちょっとそれますけど、
パレットシステムを採用してないAn-125は能力的に劣るように見えますが、重量物の空輸はペイロード20tを誇るMi-26ヘイローが担当できます。したがって重量物空投ができなくても特段欠点にはならないのです。
超音速