1222 質問です。wikipwdiaのF4Uの記事に「F4Uは64,051回出撃して、2,140機の日本軍機を撃墜しながら、F4U自体は189機を失ったのみであり」と書かれていましたが、F6Fが太平洋戦争中、全ての状況を含めて2500機近くも失ったことを考えてみるとこの数値ってとんでもないことになりませんかね?この189機は「アメリカによって被撃墜と認定された機体の数」というのなら分かるのですが。

そこで聞きたいのですが、太平洋戦争を通してP-36、P-40、P-38、P-47、P-51、F2A、F4F、F4U、F6F、スピットファイアのそれぞれ喪失機の総数って分かりますか?
キッシュ

  1.  その189機というのはF4Uが空中戦で撃墜された機数です。この他に対空砲等により349機、戦闘中にその他の理由で230機を失っており、戦闘中以外では692機が喪失しています。また、地上及び艦船上で164機が破壊されており、合計で1624機が失われたということになります。
     それでも、F6Fに比べると1000機近く総喪失機数が異なることになりますが、F4Uの生産機数は、1950年代まで生産が行われていたにも関わらず、ほぼ戦争中のみであったF6Fとほぼ同数ですので、それぐらいかなと思っております。
     なお、撃墜機数の2140機というのも、戦果報告に基づくものであり、彼我の記録の厳密な摺合せが行われていないと思いますので、実数は分からないと思いますが、これより少ないでしょう。
     
    hush


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