1233 もの凄く基本的な事なのですが流星について質問です。

・搭乗員は2名という事ですが後ろに座っている人の仕事は何なのか。
・後ろにいるのが通信を行うのだとしたら艦隊からの通信を流星が受信することは出来るのか。
・魚雷投下はどちらが行うのか。
・800kg爆弾を抱いて飛べるという事ですが急降下爆撃は出来るのか。
・ハ43を搭載したタイプも予定されていたという事ですが機体性能の計画値はどれぐらいのものだったのか。

素人の質問ですいませんがこれを知りたいので教えてもらえないでしょうか?
キーン

  1. 後部の人は偵察員といって航法や目標までのナビゲート、周囲警戒、電信による連絡、後部機銃の操作などです。

    流星は開発に際して、大型爆弾でも急降下爆撃可能な機体強度が求められているので800kg爆弾でも可能、と言われています。

    無線については流星に搭載された無線機を知らないのですが(多分二座用の96式2号?←個人の妄想です。)日本海軍の艦攻、艦爆、陸攻用の無線機は電信が大半(陸攻や飛行艇など多座機は一応無線電話機能付。三座の艦攻は電話機能無)なので、設定を受信に切り替え周波数を合わせれば原理的には艦隊からの通信を受信できるはずです。ただしモールス信号ですが。

    魚雷投下は…ちょっと分かりませんが、参考までに。九七艦攻、天山は偵察員が魚雷投下索を引っ張り雷撃、水平爆撃時も偵察員が照準及び爆弾投下を行う。九九艦爆は操縦士が爆弾投下用の把柄を握って投下。

    (ここからは妄想)おそらく、急降下爆撃機時は操縦士が(タイミングの問題)、水平爆撃は偵察員がやるのでは?(操縦士は爆撃照準機を覗けない)雷撃は…おそらく操縦士かと。あわわ、小瀬本国雄さんの艦爆一代読んどけばよかったと猛省。あまり力になれなくて申し訳ない





    キッシュ

  2. 流星は自力での水平爆撃は出来ない様ですhttp://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003283.html爆撃照準器を持った機体の嚮導を受けるのでは無いでしょうか
    にも。

  3. 同時期に開発された彩雲が水平爆撃照準器を持ち、水平爆撃を嚮導する際には偵察員を爆撃手に専任させられる様です
    http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2000430.html
    当面は実弾乃至信号弾を彩雲に積んで其の投下を目視でしょうが、将来的には被嚮導機に無線で指令信号を送り嚮導側の指令に同期させる爆弾投下を構想した筈です
    (南生でF-105がRB-57の嚮導を受けた様に)
    にも。

  4. 誤(南生でF-105がRB-57の嚮導を受けた様に)正(南無戦でF-105がRB-66の嚮導を受けた様に)
    にも。

  5. >流星は自力での水平爆撃は出来ない

    だったら急降下ができない悪天候や夜間には無力な機体になってしまいますね。そんなことはありません。構想当初から水平爆撃ができるようになっています。艦爆はそういう機種です。
    BUN

  6. 艦爆には水平爆撃の照準器・照準窓があるのでしょうか。
    にも。

  7. 皆さんの意見を確認させてもらった限りだと取り敢えず800s爆弾を抱いての急降下は出来るという事でいいのでしょうか?
    キーン

  8. >6
    ttp://gunsight.jp/b/1/sight-n.htm
    何度か紹介しているこちらのサイトでは、九〇式水平爆撃照準器の装備機種に九九艦爆と彗星が記載されています。
    流星は何を装備したのかは分かりませんけど、胴体下面に照準窓は開けられています。
    2.でご紹介の過去ログの蒼空氏の「水平爆撃はやりません」の回答は、できないという意味ではないと思います。
    水平爆撃照準器は偏流測定にも使えるので、基本的に水平爆撃をしない艦爆や艦偵が装備していても不思議ではないです。
    超音速

  9. 意外とわからない物なんですね……
    キーン

  10. 800kg爆弾での急降下爆撃は、できるかもしれないが、想定して設計されてないみたいですね。
    http://ansqn.warbirds.jp/logs-prev/A001/A0005116.html
    超音速

  11. なるほど。
    キーン


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