1263 |
陸軍三式戦一型丙の武装についてです。 MG151/20の弾薬は潜水艦で輸入した40万発のみだそうですが、これは終戦までに使い切っているのでしょうか。 またその場合、翼内武装はどうしたのでしょうか。、 ろろ猫 |
- 緊急輸入されたマウザー砲が800門。均等割りで1機当たり500発。携行弾数が1門に付き120発。と考えると使い切りでは無いでしょうか?機体の方は外地で有れば激戦地に送られ早いと1週間で戦力半減の勢いです。内地の防空戦隊は、甲乙→丙→丁→キ100と頻繁に機種変更していますよね。古い機材は震天制空隊やら特攻やらに向けられたのでは無いでしょうか?
暇人
- やっぱり撃ちきったのが妥当ですかね。
244戦隊では五式への更新まで一型丙が使われてますが、4424号の写真で翼内砲が短くなった(砲口から砲身が少しだけ覗いている)ような写真があります。
これが気になるんです。
ろろ猫
- 4424号機ですか?丁型では無いでしょうか?
暇人
- 機体番号3000番台が丙、4000番台は丁ですね。
片
- 3295号機は1年以上使っていましたね。予備機としていたとの記述も有りましたが弾薬ゼロで使っていたとは考え難いですね。ちらっと終戦時の残存兵器リストを見ましたがマウザー用の弾薬が立川方面で900発近く記載されていました。
暇人
- あれっ本当だ、メモは丁型なのに画像タグは丙型、どこで間違えたんでしょう。
244戦隊に関しては、立川(航空工廠ですかね)の在庫で戦ってたと見るのが自然でしょうか?
残り900発は心許ない気もします。
ところで丙型の翼内砲をホ103に戻した(?)例はあるんでしょうか。
ろろ猫
- >心許ない
18年12月から使っていた訳ですから、使い切りに近い状態だったのでは無いでしょうか?244戦隊は40機全てマウザー砲搭載の丙にしたとの記述も見た事が有ります。弾薬の割り当て量が多かったのでは無いでしょうか?同時期のニューギニアに送られた丙が10機と予備砲のみです。244戦隊の40機が本当とすれば、多いですよね。
丁が配備されるまで、弾薬のやりくりはなんとかなった。が、やはり少なくなった。だからこそ、3295号機は予備機だったのでは無いでしょうか?
>翼内砲をホ103に戻した(?)例
戦力の空白が出来るようで有れば有ってもおかしくない気がしますが、マウザー砲の弾薬が丁の配備まで有ったようなので必要無いように思います。
暇人
- もう一度見ましたが、立川の残弾は450発みたいですね。
暇人
- 戦後の連合軍への引渡し資料を見ると、所在している三式戦機体に数倍するマウザーが同一エリアに保管されていたことがわかります。
相当数が機体から取り外されていたのではないかと思われます。
片
- 立川にも6丁有りましたが、外した物だったとは。
暇人
- 回収した事故機のものかもしれませんね。
ひとまず、
・弾薬は立川に関してはほぼ撃ち切っている
・ホ103に逆改造した例は特になし
というところでしょうか。
暇人様、片様、ありがとうございました。
ろろ猫