1269 日本海軍の一式陸上攻撃機ついて質問です。
日本海軍は地上目標への爆撃の際、一式陸攻には80番を装備することが多かったですか?25番や50番は使用されなかったのでしょうか?
みかん段ボール

  1. 八〇番でなければ破壊できない地上目標とは何か、と考えてみられれば、その使用例がそれほど多くなさそうなのは理解できるのではないかと思います。

    それなりに破壊力が大きくあって、広い範囲に降らすことが出来る六番、二五番が多用されています。
    そうしたこともあって、陸用爆弾としては五〇番は使われていません。


  2. 一式陸攻ではありませんが。
    セイロン的rincomalee港を空襲した九七艦攻は80番だったそうです。

    もともと80番は戦艦の40センチ主砲弾だったそうで、炸薬量は少なく、ピンポイントで重装甲重掩蓋を狙うのにはよくても、飛行場を爆撃したりするのには不向きに見えます。

    水平爆撃では命中率は低いから、威力の低いのをしのんでも、たくさん落として、「面」を制圧するのを選んだのではないでしょうか。

    「公算爆撃」と書かれていたりするのがそれではないでしょうか。


    兼務

  3. >2
    そうではなくて、800kg爆弾は飛行場攻撃に有効、とも考えられているんです。
    支那事変当初、渡洋爆撃隊が陸攻隊が飛行場攻撃用に250kg爆弾(広く伝わっている60kg爆弾搭載は間違い)を搭載して出撃したのはその爆風で飛行機を広範囲に破壊できると期待されていたからなのですが、当時、配備済で実用できた最大級の250kgでも効果が十分ではなく、その結果、通常爆弾、陸用爆弾では500kg、800kgへと大型爆弾の需要が広がります。
    800kgというと主力艦撃沈用の八十番五号爆弾ばかりが頭に浮かんで来ますが、その前に通常爆弾も陸用爆弾も存在して、盛んに使われています。
    BUN

  4. 確かに、ミッドウェイでもガダルカナルでも「800キロ陸用爆弾」を飛行場攻撃に使ってますね。

    ちゃんと調べれば良かったです。
    兼務


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