1289 |
いつもご教示頂きまして有り難うございます。 現在、戦艦「アリゾナ」(BB-39)の模型(真珠湾攻撃時)を制作していますが、当時同艦に搭載されていたであろう艦載機キングフィッシャーの塗装規定が分かりません。 キングフィッシャーの画像検索をしたのですが、大部分は 機体上半分:ネービーブルーまたは青灰色 機体下半分:ライトグレイのツートンカラー でしたが、「1941年はまだ機体全面シルバーで垂直尾翼周りが赤」(平時塗装)との説もあり良く分かりません。 真珠湾攻撃当時の米艦艇搭載機の塗装規定をご教授下さい。 宜しくお願いいたします。 Ranchan |
- 1941年9月6日撮影のアリゾナに回収されるキングフィッシャーの写真を見ておりますとツートンであるようです。
https://www.history.navy.mil/our-collections/photography/numerical-list-of-images/nara-series/80-g/80-G-60000/80-G-66108.html
(Nextをクリックしてもらいますと、あと何葉か見られます)
開戦時の写真は見いだすことはできませんでしたが、当時、アメリカは中立哨戒を実施しており、アイスランドを占領したり、イギリスに駆逐艦を供与したりしておりますし、この写真の2日前には駆逐艦(DD145)グーリアがU652の発射した魚雷を回避しております。したがって、太平洋艦隊においても何等かの準備はされていたと思いますので、平時塗装でなかったとしても不思議はなく、開戦時においても同様であったろうと思っております。
なお、塗装規定を示せということでありますが、専門外でありますので、そのことについては他の方の助けを戴ければと思っております。
hush
- ご回答有り難うございます。
時期も近く、また搭載艦が「アリゾナ」(BB-39)そのものとのことですので、ご紹介頂きました写真に従ってツートンカラーで塗装いたしました。
その後、真珠湾攻撃時及びその前後の米戦艦の写真を調べて見ましたが、艦自身が被写体となっている写真は多々あれどカタパルト付近は空っぽの写真ばかりで、ご紹介頂きました「アリゾナ」搭載機以外は当時の艦載機は見つけられませんでした。
(でも、なぜか所持資料の中には「真珠湾攻撃時、『ネヴァダ』(BB-36)の搭載機は全面ライトグレイだった」と書いてあるものもあり、何が根拠なんだろうと思ったりもしています)
Ranchan