1293 日本海軍の新鋭艦上爆撃機の彗星と艦上攻撃機の天山について質問です。
ある個人サイトによると、彗星は無風で199m、風速12m/sで滑走距離は85mと書いてあったのですが、おそらくこれは偵察機仕様のだと思うんですが…

そこで気になったのですが、彗星の正規重量における発艦距離はどれくらいなんですか?
みかん段ボール

  1. こちらの過去ログをご参照ください。

    http://ansqn.warbirds.jp/logs/B001/B0000537.html
    超音速

  2. 85m?隼鷹では運用が難しいと言われていたから意外ですね。
    天山が160mでしたから、彗星より天山の方が運用が難しいハズなのに何故彗星の方が
    運用が難しいと言われたのでしょうか。
    みかん暖房

  3. すいません、ケータイから入力していたので名前を誤字ってしまいました。

    それともう一つ質問ですが、阿部善朗氏の著書『艦爆隊長の戦訓』によりますと
    隼鷹では生の風が風速5m以上無いと発着艦はできないと書いてします。隼鷹の
    最大戦速は25ノット、つまり風速13m/sですから、本を読む限り最低でも合成風速18m/s以上無いと運用できないそうです。ここでひとつ疑問に思ったのですが、風速12m/sで離艦距離85mの彗星が、何故215mもの飛行甲板を持つ隼鷹では合成風速18m/s以下では運用ができないのでしょうか?
    艦爆って飛行甲板のど真ん中から発艦するものなんですかね?
    みかん段ボール

  4. 無風で199m、風速12mで85mという数値は正規状態での発艦距離だろうと思いますので、過荷重では風速12mで140〜150mぐらいと推測します。
    Wikipediaによりますと隼鷹は実質24ノットしか出なかったそうです。
    超音速

  5. 上に上げた数値はあくまでスペック上であって実際はもっと風速と滑走距離が必要だったと思われます。
    マリアナ沖海戦で隼鷹からは天山が出ていません。おそらく彗星は発艦順を最後にしないと発艦できなかったので、天山が出撃できなかったのだと思います。
    超音速

  6. 皆さんは発艦距離に注目していますが、マリアナ沖海戦前に無風状態が続き訓練に支障を来した最大の要因は着艦にあります。

    十三試艦爆は艦偵として用いた場合の正規状態で合成風速12m/sの場合に120m、爆撃過荷重状態で合成風速12m/sで150mと試算されています。
    実用段階では重量も増していますのでこれより長くなる訳ですが、訓練時は過荷重状態で発艦する必要はありません。

    彗星は78.5ノットに及ぶ着艦速度が問題です。
    飛行実験部のデータでこれですから実施部隊ではしばしば80ノット以上で降りて来るということです。
    無風状態でこれを殺して安全に着艦させるだけの速力が隼鷹にはないのです。

    BUN

  7. なるほど、マリアナ沖海戦で隼鷹から出撃した彗星は帰還時に無風だと危険な着艦となるリスクがあったわけですね。
    それでも出撃しないと作戦にならないから必要に迫られてということなんでしょうか。
    超音速

  8. 実戦で、もし海上が無風であるなら他艦や基地に降りれば良いのです。

    BUN

  9. そうでした・・・
    またも浅はかさを露呈してしまいましたが、聞いてよかったです。
    超音速


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