1343 キ61の冷却器関係についてお伺いします。

現在、各務原で販売されている「飛燕の時代」という本に掲載されているキ61I、キ61II改(角型風防)、キ100の仕様書を書き起こしているのですが、冷却器関係の知識がないため何が書いてあるかほとんど読めません。

ハ40の冷却器の型式が"「アンドレー」管 ??式"?と言うような記載になっているのですが、コレは一体どのようなものなのかご存じの方はいらっしゃいますか?

また、他にも判読できていない箇所が複数あります。
現物がないとなんとも言えないと思いますので、下記URLに編集中のエクセルシートを添付いたしました。
https://www.axfc.net/u/3878365?key=hien

編集完了したら航空機のフォーラム等で公開したいと考えているのですが、もしそれでも構わないよという方がいたら誤読等ご指摘頂ければ大変ありがたいです。
秋水

  1. 直接の回答でなく恐縮ですが、土井武夫さんの「飛行機設計50年の回想」に、キ60、61とハ40の説明のくだりで「水冷却には当時川崎で量産中の九八式軽爆撃機に装着している川崎アンドレー式冷却器を採用することにした。」との記述がありますね。
    逆向春助

  2. >>逆向春助さん
    ありがとうございます。川崎アンドレー式冷却器というキーワードだけでも大分調べ物が捗りました。どうやら川崎では伝統的に使用していた冷却器のようですね。

    川崎はフランスにルーツを持つアンドレイ式冷却器を1921年から採用しており、ラジエターのコアが扁平な六角形だったのを正六角形に改め、水の流路を1mmから0.6mmに狭めたものを飛燕に採用した旨の記述を2016年10月の神戸での飛燕の展示パネルの写真から得られました。

    となると、編集中の表は「アンドレー管を使った冷却器で、〇〇式の設置方法をしている」というような旨の表記のような気がしてきました・・・
    というのも、水冷器と油冷器の??式の「??」が別のもののように見えるからです。図面や関連書籍とにらめっこしながらラジエター関係の記述を探して考えるしか無さそうです。

    秋水


Back