1493 すみません、ソースが英語版Wikipediaなのですがホ103は機首同調により発射レートが400rpmと大幅に低下するとあるのですがこれはデマでしょうか。
げしゅたぽ

  1.  そのWikipediaの記述の出典。
     https://books.google.co.jp/books?id=MlPDCwAAQBAJ&pg=PT40&dq=Browning+.50-caliber+Machine+Guns+400rpm+ho103&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwia34no_o7oAhW8JaYKHb4yAcEQ6AEIKTAA#v=onepage&q=Browning%20.50-caliber%20Machine%20Guns%20400rpm%20ho103&f=false
     The smaller cartridge gave it a 900rpm rate of fire, but only 400rpmとは書いてはありますね。
     
    hush

  2. やっぱりデマと見て良さそうですかね。そもそもブローニング系ショートリコイルのメカなんだからアメリカも地上攻撃型A-36Aでやってる事ですし。
    日本で使われたどいつのmg151/20でさえも
    http://www.warbirds.jp/ansq/1/A2001229.html
    みたいに、同調機銃の発射レートが著しく低下してるとの証言も見つけました。
    実際にホ103は同調何発だとかいうデータがあれば良いのですがね。
    川崎ではホ-5用の同調装置の開発に手間取っていますから装置側の領域の話でしょうか。
    げしゅたぽ

  3. >2
     申し訳ないのですが、アメリカでできたのだから、日本でもできたという論調はどうなのかなと思っています。これが逆ならば、すぐに納得できるのですが。
     私自身は、デマではないかもしれないと思っています。というのは、1で示した本の著者のGordon L.Rottmanは、きわめて多数の本を出版しているからです。もちろん、多数の本を出しているから信用できるかどうかは決められませんが、特殊部隊の出身で、航空機銃の専門家ではないにしても、銃器の専門家であり、そのような人が、あまり無茶苦茶なことを書くかなと思うからです。
     実際、2でお示しになられた過去ログの6に「プロペラ同調装置をつけるということは、それだけ発射速度が低下するということですから」という発言が載っており、それを否定するレスはありません。単純に考えると、回転するプロペラの間隙を縫いながら発射するのだから、減少するのは当然だとは思いますが。
     また、P51が4枚プロペラに移行しても、A36が3枚羽根のままだったのも、発射速度をこれ以上遅くしたくなかったのかもしれないと疑っていますが、素人考えなのでしょうね。
     
    hush

  4. 四式戦の場合、プロペラ枚数×プロペラ回転数が4翅×1500で、隼は3翅×1600であるから、銃口前にプロペラが来る回数は単純計算で1.25倍になりますから、隼が概ね600rpm±50程度だったならば四式戦は400だ!、と言われてもおかしくはないとは思います。
    「未知の剣」によると四翅となると「安全角は30度しかない」(プロペラに対して前後30度ずつ安全を見込んだのかな?)とまで書いておりました。
    ウソかどうかと言われるとウソではない様な気もします。機首ごとにそういう値も分かればいいのですがね。
    げしゅたぽ


Back